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虚航船団 (新潮文庫)の商品レビュー 罪深い傑作!
鬼才・奇才 筒井康隆が満を持して世に出した壮大な 僕はこれで「文学」を知った
記憶に残る限り、初めて自主的に手にとって読んだ文学作品。 圧倒的
まさに傑作。圧倒的な想像世界の物語。SF。実験手法。遊び。ドタバタ。歴史。心理学。狂気。正気。熱気。全てが迫ってくるようです。 筒井好きは必読
筒井康隆は馬鹿馬鹿しいことを尋常じゃないバイタリティでやってしまえる人だと私は思っているのだが、その最たる例がこの作品だろう。気の違った文房具が船で旅をする、とこう聞けば単なるドタバタ小説かと思われるかもしれないがその描き方は全くもって真摯であって、数十種類の文房具による人間?模様は凄まじいことになっている。第二部にいたっては歴史のパロディで、延々と鼠の住む星について描かれる。ここがとんでもなく長い。そして二部での淡々とした進行をぶち壊すかのような第三部。ここにこの作品のカタルシスがある。600ページ超の長編小説。これを読みきるにはかなり疲れるし、上記の様な事を聞いて読む気にならない人もいるかもしれないが、筒井康隆が好きであればこれは是が非でも読まなければならない一冊である。どこまでこの人についていけるか、それがこの本では試される。最後まで読みきったからといってどうということはないが、私は筒井御大に拍手を送りたいような気持ちになったし、異常なほどの爽快感がある。長い小説を読みきったにも関わらず、それは単なる文房具の戦争である。馬鹿馬鹿しくもあるが、こんなことでも本気でやってしまえば芸術の域に達するのだということがわかる。全盛期の筒井康隆の圧倒的なパワーで描かれた傑作である。 素晴らしき虚構想像力
筒井康隆の狂いっぷりが堪能できる大ボリュームの宇宙戦争史。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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