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ローマ人の物語〈31〉終わりの始まり〈下〉 (新潮文庫)の商品レビュー 再び内乱…そしてローマ帝国衰退がはじまる
哲人皇帝マルクス・アウレリウスの後を継いだ実子コモドゥスが暗殺され、帝国はマルクスに仕えていた武将たちが北から南から東から帝位就任に名乗りをあげます。そのなかで最終的にライバルに競り勝ったのは、北アフリカ出身のセプティミウス・セヴェレス。 続刊が途切れています
ローマ帝国の歴史をひも解くことは、政治体制、法体系、公共投資のあり方等いろいろな面でアメリカを含む西欧社会の根底にあるものについての理解の手助けとなり、目から鱗です。通史を物語風に読み安くした上に、歴史学の通説をカバーし、さらに作者の解釈を加えられており、一般教養書としては出色でしょう。しかも文庫化で求めやすくなり、私自身も含めて、興味はあるがわざわざハードカバーの厚い単行本をを14巻読む気にならない層にまで読者層を広げることができたと思います。惜しむらくは、塩野氏の文章の句読点の使い方に多少難点があって文章を読みにくくしている点、それから2007年8月を最後に文庫続編が出版されていないことです。新潮社さん、残っている単行本3巻分早く文庫化してください。 内乱期ではあるが人材の宝庫を感じさせる
皇帝コモドゥスが暗殺された後、帝国は内乱へと突入していくが、それでもなをバラエティ豊かな人材による群雄割拠ぶりは読んでいてわくわくしてくる。 日本人必読の書。
明治以降、日本人は、脱亜入欧というスローガンを掲げてきたわけだが、その是非は置くとして、それを掲げる以上は、最低、「ギリシャ・ローマ」と「聖書」くらいは(入信しないまでも)理解しておくべきではなかったか・・・というのが、常々の私の考えであった。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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