見せ方に工夫を!
私は流行前から大のトリビア(雑学)好き。
いまや、トリビア物の本は多岐にわたっているが、聖書のトリビアもの『爆笑トリビア解体聖書』が出たときは「とうとうこんなものまでトリビア化か…」と思っていたけど、果ては、うどんのトリビアもの『うどんトリビア66題』なんてものまで出てきて驚かされた。
(果たして、うどんトリビアに需要があるのか??? 出版社の度胸にカンパイ!)そして、本書も上に挙げたものに劣らぬ特化もの、犯罪トリビア。
雑学知識的には興味深いといえば興味深いのですが、まぁ、ネタ自体があまり愉快なものでないというのもあるでしょうが、本自体の「おもしろさ」がいまひとつだったかなぁ…。
トリビアのおもしろさを引き出せていないというか…。
同じネタを使っても、書き方ひとつ、見せ方ひとつで、もっともっとおもしろくできたと思うなぁ。
その点、上の『爆笑トリビア解体聖書』は、ネタ的にはけっこう重いテーマを扱っているせいもあるのでしょうか、いかにトリビアをおもしろく読ませるかに重点が置かれていて、GOOD!
現状を知るには格好の本
この本は、トリビア犯罪編といえるでしょう。「警察では一般人に金を貸してくれる」は財布を落としたときに交通費として貸してくれるものであるといった実用的なものから「最も美しい死体は凍死」などという非実用的なものまで様々なことが1ページごとに書かれている。
内容自体は『警察白書』『犯罪白書』といった統計書から採られているが、普段普通に生活していたら見ることもない白書をわかりやすく、かつ読みやすく出版したことに意義がある一冊。
警察官は間違いなく読んでおくべき一冊でしょう。
犯罪の多さにちょっと悲しくなる一冊。