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裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)の商品レビュー 「目くそ鼻くそを笑う」的な独善的な本
公判の進め方や判決の是非について論じたり批判したりするのは構わないと思うのですが、裁判官の人格を否定するのはどうなんだろうと思いました。いくらなんでも書きすぎなんじゃないかと・・。筆者の門田さんは、本書で取り上げた裁判官に対して面と向かって話をしたことがあるのでしょうか? インターホンで話をしたようなことは書いてありますが、たったこれだけの"接触"と裁判の記録、関係者の証言だけで人間性を測ることができるものなのでしょうか? 他人事ながら、名誉毀損で訴えられるのではと心配になります。 必ずしも偏見ではない
他の方のレビューの中に、著者の挙げる裁判の例がワイドショー的、ステロタイプ的偏見だという批判があるが、はたしてそうだろうか。国に対して不利な判決をすると出世の道が閉ざされると想定される裁判では、裁判官たちは十中八九、逃げてしまうというのが情けない現実である。事実を調べて見られよ。また、本書で、裁判官は銀行に対しても弱いというのを知った。退官後、大手銀行の顧問弁護士になるのが裁判官の花道であるから、自ら花道を閉ざすことはしないのだと。天下り先の確保。裁判官もただの出世主義に毒された官僚にすぎないわけだ。裁判員制度が必要とされるのも、もっともなことだと思う。 マスコミへの危機感
1. 方法論について 裁判官も人の子でしかない。
もうかなり以前、負けるはずのない裁判で苦々しい思いを味わった経験があります。裁判官も公務員の職種のひとつ。神ではない、一人の人間。その判断もいくら膨大な情報量の学問を勉強しようがその人物の人間性が全て肯定されるものとは限りません。本書に記載されている事件内容を読むと本当に憤りを感じる。たとえ多大な量の勉強をした人間でも高学歴の人間でも必ずしも常識があるかどうかということとはなにも裁判官に限ったことではありません。しかし、たとえ一人でも人の命が関わった事件に誤った判決、常識では考えられない判決は決して許されないのです。最近では時効を廃止すべきとか報復権を認めよというような意見も聞かれますがこれも司法に対する不信感の表れの一面でしょう。現状の裁判制度では被害者がいくら適切な判決が下されたとしてもそれでもなお真に癒されることはないのです。被害者にとって時はそれを風化させることはありません。 司法エリートの特殊な人間性
ある人に勧められて、この本を読んだ。その人は、この本が「司法のタブーを破った画期的なものだ」と言っていた。読んでみて、なるほど、と思った。この本は、裁判官のみならず司法試験に通ったエリートたち全てを俎上に上げていた。この本は、裁判官にも、弁護士にも、ある意味、検察官にも耳の痛い内容になっている。そして、筆者は、裁判官とは、日本人の美徳である「恥」さえ知らない人間たちであるとまで結論づけている。日本の司法エリートが持つ特殊な人間性を余すところなく描き、そして告発した本。司法の世界で、お互いを「先生」「先生」と呼び合っている人間たちには、この本の内容は許せないだろうな、と思った。だが、私たち一般国民は、この勇気ある書に拍手を送る。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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