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神様がくれた指 (新潮文庫)の商品レビュー ヒューマン小説の最高峰
著者の本を読むたびに感じることは、恋愛小説でも推理小説でもない、新しいジャンルの小説だということです。本書も手に汗握る展開と多少の推理的要素と恋愛的要素がちりばめられていますが、最終的には最高の友情小説(ヒューマン小説)として完成したと思います。 すりと占い師
ページ数は多かったが、テンポもよくとても読みやすかったので最後まで一気に読めた。すり、占い師の2つの観点からストーリが展開されていき、途中から二人のストーリが交錯するのが分かってくるのだが、それでも先の展開が想像できず最後まで楽しめた。すりと占い師、二人とも自分の仕事に誇りをもっており、プロ意識が感じられるところもよかった。 スリの世界・・・
スリで捕まり出所したばかりの主人公:辻牧夫は帰りの電車のなかで,連れの財布をすられるのを目撃する。その相手はまだ年端のいかない少年少女の見事な連携によるスリであった。しかし,それを見抜いた牧夫は一人の少年を追いかけるなかで利き腕に怪我を負ってしまう・・・ スリの技術に感嘆した
スリというのは犯罪で決して褒められた行為ではないが、この作品に出てくるスリ師をみていると神業的でまるで職人かと思ってしまった。 人の欲望を満たしてくれる作品かも。
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