50歳は働きざかり?
職場の人間関係、自分は精一杯やっているつもりなのに、ちぐはぐだ。
気の合わない、同僚の態度が許せない。第3者的に見るとそんなに深刻なことではないようなことが、当事者にとっては抜き差しならない。そんなどこにでも、ありそうな事柄を、河合さんが、どのような心構えで乗り越えて行けばいいか、具体例で説明してくれてます。臨床心理学を自分の問題解決に生かす、河合さんは実に軽々とやっているように見えるけど、これが難しい。誰でも言えそうなことなんだけど、よく考えられた言葉なんです。
悩める子羊、電車の中でどうぞ
人生に悩んでいる人、家庭問題で困っている人、すぐ読めてためになるので通勤電車の中でどうぞ。そんなに簡単に解決できる問題ではありませんが、考えるヒントがいっぱいです。自分の姿を見つめ直すのに絶好の機会です。自分のこともわからないのに、他の人のことなど、わかるはずがありません。でも、考えていそうなことを、河合氏は示唆してくれます。もしあなたが中年ならば、「中年のときから死に思いを致すべきだ」とユングは主張しているそうです。この本の最後を見てから考えてみてください。
疲れた時に
私が初めてこの本を読んだのは、大学生の時で、別に疲れていたわけでもストレスを貯めていたわけでもありません。ただなんとなく読んでみました。そして、この本を、十数年後にまた手に取ろうと決めたのです。 あくせく働いているときには複雑怪奇に思えるであろうことが、実はすごく単純なことであったり、そういうときには見えない、大切なことや問題解決策というものが書いてあって、何年後かの自分のために取っておきたい一冊となりました。
仕事、仕事で大切なものを見失い欠けている人、仕事が上手くいかなくて悩んでいる人に、是非読んで欲しい本です。夫や友人が、そういうふうに悩んでいたら、この本をプレゼントしてあげてください。