|
商品の情報
新約聖書を知っていますか (新潮文庫)の解説著者は「私は信仰を持たない。あえて言えば、このエッセイはそのあたりにも多少の価値があるかもしれない」と言明して『旧約聖書を知っていますか』を上梓(じょうし)した。本書はその姉妹編。「欧米の文化に触れるとき、聖書の知識は欠かせない」とわかってはいても聖書を通読するのは骨である。新約聖書を知識として読む場合のつまずきのひとつは「福音書に記されている奇蹟」だろう。これは「のべ数にして60件ほど。重複しているものもあるから、実数としては30件あまり」あると分析。というのもミステリー作家である著者はイエスの教えの中核を抽出するため福音書の全文をコピーし「教義を示しているもの」「たとえ話を主とするもの」「奇蹟を起こしているもの」「事実の経過を記しているもの」に内容を分類し「あまり本質的ではないと思えるもの」を取り除く作業をしている。そんな手法があったと知るだけで新約聖書はグンと身近になる。そしてイエスのたとえ話についても「深い意味を持つものもあれば、その場のやりとりに近いもの…つまり、敵対者から攻撃を受け、それをかわすためにヒョイと放ったような言葉もないではない」と、聖書挫折者が連ねそうな不審点にまず相槌(あいづち)を打ってくれる。そして阿刀田流にシャッフルした新約聖書の流れに沿って読者を源泉へ誘う。自在に半畳を入れた『旧約聖書を知っていますか』に比べてエンターテイメント性は低いが本書は読者を原書に対峙させる力を持っている。(松浦恭子) 新約聖書を知っていますか (新潮文庫)の商品レビュー 新約聖書の面白さ
「旧約聖書を知っていますか」の対となる新約聖書版です。 本書を手にとって考えて欲しい
まずは、同シリーズの「旧約聖書を知っていますか」をできればお読みになって下さい。 イエス誕生の仮説に脱帽
おなじみ阿刀田高のシリーズです。 新約聖書のダイジェスト版
旧約聖書と違って新約聖書は絵に興味がある人などは、新約聖書の場面の絵を通じて知識を持っていると思われる。 ヨーロッパへの旅行の前にはぜひ一読を
ヨーロッパの美術館や教会を訪れると、必ず眼にする宗教画。それらを鑑賞する度、キリスト教についてもっとよく知っていればと思ってはいたものの、キリスト教を扱った本とか美術関係の解説書は、難しすぎたり、読む気にさせないものが多いなぁと思ってました。なのに、この本を読んで眼から鱗。新約聖書の大まかな流れが解った気になれるし、宗教画に描かれた内容は、この部分の事だったのか!と気づく事が多かったです。すんごく読みやすく、解りやすい。宗教画を観る眼が変わります。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||