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いつか王子駅で (新潮文庫)の商品レビュー 懐かしさのする本
都電沿線の大学に通っていたので王子は想い出のある駅です。なんとなく風景を思い出しながら読むことができました。ただ、日頃、ノンフィクションばかり読んでいるせいか、一つの文がやたら長い文体が多くてなじめませんでした。 偶然出会った作品
この著者の作品はどれも叙景的で流麗で、読んでいて爽やかな気分にさせてくれます。近頃では珍しい、純文学的な薫りがする作品です。 ゆるやかでいて、美しい。
派手な修飾語があるわけでもなく、やたらと文体をこねくりまわしているわけでもないのに、堀江氏の書く文章には静かな美しさ、抑制された故の日本語の輝きがある。センテンスの長さには始め読みづらさを覚えたけど、焦らずじっくりと読み込むと、柔らかに響く文章が、心地よい。 『トムコビキ』にやられます!
とある昔かたぎの職人さんとの繋がり(あるいは不在からくる想い)を軸に、穏やかな川の流れに反射して光る様な、日常におけるささやかだけれど心の何処かに触るモノゴトを写し撮った小説です。 なつかしい感覚です。
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