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脳を鍛える―東大講義「人間の現在」 (新潮文庫)の商品レビュー 続編が待たれます
東京大学で以前講義をされていたものを、月刊新潮にて連載し内容をつめ書籍化された。大学生に知って欲しい教養という視点で様々な分野のことを語られている大変興味深い。 「哲学(philosophy)=知を愛する」の立花流実践例
哲学(philosophy)はギリシャ語のphilos(愛)+sophia(知)の結合で作られた言葉で「知を愛する」という意味です。ここでいう「知」は理系・文系を問いません。(実際、○○博士の称号である"Ph.D"はラテン語の「Philosophiae Doctor」(英語で「Doctor of Philosophy」)の略語です) しかし、スノーが「二つの文化と科学革命」で警鐘を鳴らしたように理系人間は文系の話題を知らず、文系人間は理系の話題を知りません。まさに断絶(devide)です。そこで「なんでも知りたがり屋」な立花氏が文系/理系問わず色々な話題に立花流で迫る処が面白いです。立花氏が如何に知識をインプットし、如何にアウトプットをしているかに注目して読んでみると良いでしょう。(立花氏の読書歴及び知識の再構成を垣間見ることが出来ます) 現代におけるフィロソフィアの実践
「現代におけるフィロソフィアの実践」を主題として、「人間の知の全体像をとらえ直すこと」の重要性について豊富な具体例を挙げながら述べられていた。興味深かったのは「パラダイム転換」に関する具体的記述である。特にヴァレリーがデカルトのコギトの権威を「怪物観念」と断じた経緯や、ヤンとリーの「パリティ非保存の実験」が科学に与えた衝撃についての言及に触れることで、「知の世界」が「世界の見方」を変えていく様を垣間見ることができた。「知の構造変化がすべてを動かす」ことを認識したことで、「知の全体像をとらえる重要性」を把握できたことが収穫であったと思う。 立花的・知の世界の入口
~最近はやった、脳の老化を防ぐ本ではないので注意が必要(笑)。 講義の面白さが凝縮! 話術は人生の深みで決まるか?
東大での1996年の講義録だと言う。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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