|
商品の情報
黄泉がえり (新潮文庫)の商品レビュー 大宇宙からのプレゼント。ヒトはなにを思うのでしょう。
いわゆる死者との邂逅をあつかった作品は、「ウランバーナの森」や「異人たちの夏」、「鉄道員」など多数ある.しかし、ほとんどは主人公の身内の個人的なストーリーだ。カジシンは、死者が生き返るという現象が、地域規模でおこったらどうなるのかという、ユニークな発想で物語を進めてゆく.すべての黄泉がえりは深く望まれていた人々だが、実際にかえってこられると困ってしまう。なんとか生活に順応し、愛するものたちとの生活を取り戻した頃に、再び別れが訪れ突然消えてゆく。彼らはなんだったのか、「彼」によって、ヒトはどうかわることができたのか。ヒトを愛すること、許すこと、助け合うこと、そして生きてゆくことの大切さ、すばらしさを描いた寓話だと思う.映画は平凡な死者生返りものになっていて、退屈.RUI(柴崎コウ)の歌う「月の光」だけが唯一の救いだ. 今、大事に思える人はいますか?
本来であれば永遠の別れをしたはずの人が元気な姿で目の前に現れたら。 映画よりも厚みがある
映画では触れられなかった部分がたくさんあり、映画は映画で良かったと思うのだけど、この原作の厚みを考えると残念でならない。 作者の優しさが胸に響いてくる
いま、自分が生きて存在していること自体がミステリーだし超常現象だ。だから黄泉がえりも決してありえないことではない。私はこの本に書かれたことがそう不自然なこととは思えない。 人の運命(さだめ)
死者がよみがえる。一見ホラーのようだが、切ない人間ドラマだった。この世ではもう二度々会うことのない人たちにもう一度会えたとき、人は恐怖よりもうれしさを感じるものなのだ。私にも死んでしまった人で、会いたい人がいる。その人たちにもう一度会うことが出来たなら、どんなにうれしいか。だが、もう一度別れを味わうとしたら、それもいやなものだ。人にはそれぞれ運命(さだめ)というものがある。それを素直に受け入れて生きることも、時には必要なのかもしれない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||