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シッダールタ (新潮文庫)の商品レビュー 要はダメ男ってこと!?
作品自体には、いろんな含蓄のある言葉で仏教や古代のインドの思想などを深く理解できるものでした。その意味でこれを何度も読んで深く自分に刻みつければ、深い人間になるのだと思います。ストーリー自体を考えると、素直に考えれば要はダメ男の一生って感じもします。なかなか面白いです。 文学の力を感じる作品です。
題名のシッダールタは、主人公の名前ですが、お釈迦様のことではありません。この物語は、西洋人であるヘッセが、東洋思想であるブッディズムを追求する物語と言えそうです。自我という問題が繰り返し出てまいりますし、輪廻、草木国土悉皆成仏、一切衆生悉有仏性、無常、色即是空といった仏教的な思想に近づいていきます。独特の仏教文化を有する日本人には、改めて仏教の本質を学ぶ工程とも思えました。仏教語を含む翻訳表現に慣れるまで辛抱すれば、その後は一気に最後まで読みきるようなダイナミックな物語でもあります。悟りを得るという目標を持つことが悟ることを妨げている、といった言葉がありました。ただあるがままにすべてのものを受け入れる、他に何があるのか。文学というものに人の精神性を高める力が宿っていると思える作品です。 繰り返し読みたい一冊
家柄もよく、才能にあふれ、努力も惜しまない、ブッダと同名の主人公シッダールタが、出家して悟りを開くまでの生涯を描いた小説です。 世界をけいべつしないで生きる
朝日新聞(7.9.03 夕刊)で作家の吉岡忍が『今の日本は「自分以外はみんなバカ」という考えが支配している』と書いていた。みんな他者を批判してばかりいる。批判するだけでなく、そこからどうしていくかを考えていかないとダメだと思う。そして世界を説明し尽くすのではなく、世界を軽蔑するのでもなく、世界のなかでそよそよと風に揺れながら眺めていたい。 安心立命の境地へ
みなさんのレビューが素晴らしかったので購入しましたが、本を読み終えた後もレビューを再読しました。ありがとう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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