ジュネの生の失跡とその思想及び、フランス文学の恩寵。
この本を読んだとき、文章の美しさ及び、彼の思想の美しさを読み解いた。
フランス文学の結晶と言うべきあの装飾に飛んだ比喩。ジュネは、この本で、彼の生き方、または性愛、生い立ち、それを自ら賛美し、また、自らが神となるが、最後まで、彼の英雄に月桂冠を授与するにはいたらなかった。この本で読み解くべきは、ジュネの文学の真髄と成り得る、自己への賛美である。彼のナルシスト的自己愛が、ジュネの文学の真髄だ。
この著は、詩でもあり、小説でもあり、神話のような彼の思想に巡らされている。現代日本のリアリズム及び、個人の妄想に巡らせられた書と断然の差があり、ジュネの著作は、これからも普遍的な輝きを放つだろう。
こいつはだめだった…
読みにくい。
買った本(小説)のほとんど全てを最後まで読んでますが、これは世界的に有名な本の中では唯一、途中で読むの止めました。知り合いにこの話をすると、自分もそうだった!とのことで、ぼくに限った話ではなく、読みにくさはあるに違いないと思います。様々な評価などを踏まえて考えると、もしかすると、フランス語で読んだほうがいいのかもしれないと思いました。しかし、それはかなり厳しいというように思われる内容だと思われます。