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暗渠の宿の商品レビュー 私小説
作者の作品は前作「どうで死ぬ身の一踊り」を読んでいたが、何でここまで同じテーマで作品を書くのでしょうか。2編が収められているが、全て女と酒とお金と暴力と最後に藤澤清造。しかしながら作品のそこらじゅうに僕の心に突き刺さってくる言葉が散りばめられている。汚いんだけども、見てみたい、そんな感じの作品となっている。それは、作者自身が自身の生活や心情を余すことなく、作品へ反映させているからであろう。その作品とは正反対の清い姿を僕達は見つけることができるからこんなに心揺さぶられるのである。 とても面白い
とくに「けがれなき酒のへど」。前著「どうで死ぬ身の……」は、はじめに入っていた「一夜」が、面白いものの、淡々とした描写や説明の部分が少し入りにくかったので、本書はやや気構えして読んだのだが、すらすらっと読めて、あれっこの人、こんなに入りやすかったっけ? と意外に思いつつ一気に読了。よく「大正時代のような……」と形容される文体だが、独特のリズムが気持ちよく、語り手の思考の流れも時代錯誤なわけではなく、真剣に身につまされる人は多いと思う。なによりも自虐的なユーモアセンスが秀逸。 こいつは凄え・・・。
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