商品の情報
官邸崩壊 安倍政権迷走の一年

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年の商品レビュー

3.0 世襲議員問題を本書を読んで考えた
色々な方が指摘している通り、本書の書き方には若干の問題があり、著者の言い分を鵜呑み
にすると出てくる議員が全員「あほ」に思えてしまう。(事実だったらこんな怖い事はあり
ませんが)

ただ、主役である安倍晋三をはじめ、塩崎・世耕・中川昭一・麻生等、二世・三世議員
ばかりである。著者の意見に100%賛同する訳ではないが、世襲政治がこの国の活力を
削いでいると言う点に関しては、ほとんど確信を得た気がする。
4.0 世論に与えるテレビの圧倒的な影響は恐ろしいほどだ。
 安倍政権が支持率70%という圧倒的国民の人気に支えられて政権を船出し、安倍自身も「国を変えていく」という気概を持って政権をスタートしたにも関わらず、10ヶ月後にはその支持率も20%台に落ち込み、あえなく突然の政権放棄。さんざんに叩かれたのはワシらの記憶にまだ新しいんだ。

 そのひとつの原因として閣僚の相次ぐ不祥事、そして機能できなかったばかりか、首相自身を支えるスタッフ、世耕や塩崎そして秘書官井上たちの内紛という真相が描かれている。

 それよりも、怖いなぁと感じることが大きくひとつ。
 それは、今や世論に与える影響は圧倒的にテレビというマスメディアが突出しているということだ。新聞読者数の落ち込みもあろうが、何せ世論と言うものは、テレビの報道から伝わる切り口を「正義の味方」のように真に受け、またそれをテレビが煽るという構造が出来上がっているのだな。
 新聞は、いつのまにか社会の木鐸というよりも、社会の話題を暴く「言いだしっぺ」の役割であり、それを国民が喜びそうな「迷惑なお話」だと思えば、テレビが飛びつく。毎日やる。みのもやれば、小倉もやるのだ。

 かといって、テレビがいかに情けないメディアかということも知っておかなければならない。自らのフリーハンドで何でもかんでも好きに言えるばかりではないのだ。 スポンサーの圧力、政界の圧力、アメリカの圧力。その中で許されるべき事のみを、許される範囲でしか放送しない。ギリギリまで言うけども、言ってはいけないことは絶対に言わない。そんなゲームなのであるからにして。
 うっかりと言ってはいけないことを言ったコメンテーターは、次回から干される。
 言ってはいけないことを言いそうなコメンテーターは、絶対に呼ばれない。
 その真実を知って、テレビを眺めないといけないのだ。

 著者の「ジャーナリズム崩壊」にも書いてあった、ジャニーズ事務所の「ジャニー喜多川氏」のタブーについては有名な話だ。絶対に言ってはならないトップシークレットなのだ。日頃、元気のいい、言いたい放題のゲストも、絶対にこれだけは言わない。言ったが最後、テレビに出られなくなること間違いない。
 万が一、少しでも口が滑ったならば、次の日からジャニーズ事務所のタレントは一切出演しなくなり、局の幹部の首が飛ぶ。裁判沙汰ネタも新聞も書けない。テレビ局はすべて新聞社の系列であるからにして。
 あまりにも有名な話だが、ついつい忘れてしまっているのだ。
4.0 権力者はマキャベリストでなければならないのか
 松岡農相が亡くなったとき、安倍元総理の優柔不断には怒りを覚えた。松岡氏を心良く思っていたわけではない。しかし、保身のために部下を死に追いやった人物という風にしか思えなかったのである。そして、決断できない男をリーダーにしているこの国の不幸を呪った。
しかし、である。この本を読んで少し印象が変わった。安倍氏は好人物であったのだ、と。そして、その好人物であるがゆえに、政権を放り出したにもかかわらず、今も影響力を行使できるのだな、と。これは放言癖で首相の座を追われた森元首相にも言える。情に厚い人物であるというのがその理由だ。ところで、では、なぜ好人物は首相に、リーダーにふさわしくないのかと考えさせられた。周知のとおり、何世紀も前にマキャベリは、冷酷な人物がリーダーとしてふさわしいのだということを示唆している。そして、そのことを再認識させられた。
 それと、参考になることがもう一つあった。それは、小泉元首相が就任当初、羽田内閣よりは長期政権にしたいというささやかな願いを持っていたという事実である。既に5年超の長期政権となったことを知る我々は、奇異な印象を受けるが、長期政権が成り立つということはそういうことなのかもしれない。あの中曽根内閣然り。政権の基盤に自身のない首相はなりふりかまわず政権の安定に心血を注ぐ。考えられるありとあらゆる手を打つ。政権を失う恐怖心から、やり過ぎではないかと訝ってしまうほどに辛辣に・・・。
5.0 文学として成立してます
政治・経済ものは旬を過ぎると、
一気に鮮度が落ちてつまらないと言われています。

しかし本作は、
作者の文章力によるところが大きいと思いますが、
官邸の様子がリアルに伝わり、
政権の崩壊過程がドラマ的に伝わります。
政治に興味がない人にも楽しめる作品になっています。
文学として成立している点で、名作です。

現政権も本書的なプロセスが進行してるのではないかと想像してしまいます。
安倍政権の本質を今から考えてみるにはうってつけの一冊です。
3.0 たった一年前のことなのに、何だか遠い昔の話に思えてしまう。
タイトルが全てを表している。安倍政権が“なにをしたか”ということにはまったくといっていい程触れていない。書かれているのは“なぜ駄目だった”のかということばかりだ。

著者はその原因を、所謂「チーム安倍」と呼ばれる側近達の無能力や暴走にあるとし、安倍氏の総裁としての資質自体についてはあまり言及していない。そればかりか、彼らに足を引っ張られた安部氏に対する同情が感じられるような文章も見受けられた。

こういう内幕ものの真相は結局のところ当事者にしかわからない。だから、著者が書いていることが真実かどうかはわからないので単なる印象になってしまうのだが、わたしはこの本に登場する「チーム安倍」を構成するメンバー、例えば塩崎氏・世耕氏などの姿がテレビ画面に映し出されていたときに、彼らの話し方や立居振る舞いから、“ひ弱さ”や“小物感”といった雰囲気を感じ、これが政権中枢にいるべき人物なのだろうかという疑問を持っていたので、著者が書いていることは核心を突いているのではないだろうかと思えた。

ただ、全てが著者のいうとおりだとも思えない。この本でもっともその能力を否定されているのは、秘書官の井上氏なのだが、彼に対する著者の筆致は個人的になにか恨みでもあるのか?と思えるほど感情的で攻撃的だ。

また、著者の職業を考えるともっともな視点だと思えないでもないが、チーム安倍が講じたメディア対策への否定の仕方が、メディア(報道する側)からの視点に偏っていて、受け取る側(視聴者、有権者)の視点が殆んど考慮されていないことだ。読んでいて何度も“メディアはそんなに立派で偉いのか?、”“メディアの視点が全て正しいのか?“という思いが何度も頭をよぎった。

興味深い一冊ではあったが疑問符も残る一冊でもあった。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
小泉の勝利 メディアの敗北
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,575
通常6~9日以内に発送
田中真紀子の正体
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 1,470
通常2~5週間以内に発送
ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 777
在庫あり。
石原慎太郎「5人の参謀」
価格: ¥ 1,470
在庫あり。
宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 1,500
在庫あり。