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自壊する帝国の商品レビュー 外交官の仕事
「鈴木宗雄事件」の真相を語った『国家の罠』がベストセラーになるなど、何かと話題の論者なので気になって手にとって見た一冊。著者は現在起訴休職外務事務官の肩書にある外交官。「鈴木宗雄事件」の渦中で背任・偽計業務妨害容疑で逮捕、現在裁判闘争中にある。 サムライの生き様
本書はソビエト連邦崩壊に絡む裏話を、外務官僚としての実体験から書き記したノンフィクションです。 努力が人生の面白みを深める
並々ならぬ努力を重ね教養を高めて語学を磨きさえすれば、一般人でも外交の最前線でスパイ小説のような活躍をすることも夢ではないことを示した点で非常に価値が高い書に思われた。 日本国家が生き残るには
外交官の見たソビエトの崩壊を、佐藤優という「人間というフィルター」から見たのが本書「自壊する帝国」であり、研究的、理論的に描かれたのが「国家の崩壊」で、「国家の罠」はその後の日本でのストーリであり、読む順番としては、書かれた順番に読む(国家の罠→国家の崩壊→自壊する帝国)のが判りやすいし、私にとっての面白さもこの順番である。 外交官「佐藤優」誕生の記
大学を卒業した同氏が外務省に入省し、英国陸軍語学学校やモスクワ大学の学生たちと共同生活を送り、キリスト教神学という学問的出自をテコにして彼らと切り結びながら外交官の卵として成長していく前半部分は、一種の青春記又はビルドゥングスロマーンとしても一気に読ませお勧め。一方、ソ連の崩壊を描いた後半は(意外なことに)ややダレ気味で詠むのに骨が折れた。(ロシアの小説を読む際にありがちだが、カタカナばかりの人名に若干辟易したせいもある。)それにしても、「危機になると男の本性が見えてくる」(356頁)とは云ったもので、人間としての生き様という点では尊敬すべき者から唾棄すべき者までロシア人も日本人と変わらないなとの感が大。また、クリュチナ・ソ連共産党中央委員会総務部長の暗殺シーン(389頁)には、何だか背筋の寒くなる思いがした。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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