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百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))

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百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))の商品レビュー

4.0 こんがらがりながらも読み進めるべし
ブエンディア家の祖先ホセ・アルカディオ・ブエンディアが家族と仲間とともに開いたマコンド村と、その中心にいたブエンディア一族の100年にわたる栄枯盛衰の物語。
国家との闘争と享楽が繰り返すなか、いろいろな形でブエンディア家も子孫が生まれていく。
村が開け、産業が興り、鉄道もつながるが、ブエンディア家を軸に描かれたマコンド村の様子を通じて、結局、世の中って男と女しかいない人間たちが関係しあって成り立っていくものなんだよね、みたいなことを思う。
そのこと自体も物語の主要なテーマであるわけだが、似たような(というかほとんど同じ)名前が繰り返し出てくるため、進むうちに”これ誰だっけ?”と、ぼんやりしながら読んでいた時間が実は結構あった。
しかし、それでもお構いなしにぐんぐん読み進めていくうちに、人間たちのバイタリティ、弱さ、一途さ、そして悲しさのようなものが感じられた。
大河ドラマ。
通勤かばんにはちょっとカサバるハードカバー約500ページは読み応えがある。
5.0 買いです。
20年振りかの再読でした。前回どういった感想を持ったのか我がことながら判然としないものの、とても笑える場面が随所に散りばめられているというのが今回の読後の印象です。マコンドという架空の街を舞台にホセ・アルカディオ・ブエンティーヤを祖とする一族の物語、といえば言えるのでしょうが、そんな言葉では片付けられないほど圧倒的な細部とエピソードで組み上げられており、そういった要約を拒むような在り方自体がこの作品の大きな魅力になっています。また、今回読んで思ったことのひとつは、この作品の密度は圧倒的な細部とエピソードということに加えて、わざと煩雑に絡み合い、読むものを混濁させるような一族の名前の付け方によっても生じているのだということです。慣れるまでかなり読み辛く、根気を要しますが、家系図を作ってみたりなど工夫を凝らしたりしながら(途中でバカらしくなってきますが)丁寧に読み込んでいけば、必ずそこに明澄な視界が大きく広がってくると思います。でも、解説でも触れられていますが、いよいよ物語も終わろうとする頃になっていきなり、「文学は人をからかうための最良の玩具」のいう文字が目に飛び込んできたときには、一瞬狐につままれたような気持ちになりましたが、作者の真意は案外こんなところにあるのかもしれませんね。
5.0 濃厚で鮮やか
新潮社から出ているガルシア・マルケス全小説を着々と買っている、高いけど、装丁が素敵でたまらんのだ。
『百年の孤独』は高校生の頃図書館で読んで(改訳前の訳だけど)ものすごく夢中になった小説だけど、久しぶりに読んでみても、この極彩色の濃厚な物語のなんという鮮やかさよ。
一行ぐらいで無理やりまとめて言うとマコンドという村を舞台に、ブエンディア一族の百年を描いた物語、人間ドラマ。ありとあらゆる物語がこの一冊にぎゅうぎゅうに詰まっている。一つ一つ解きほぐしているとそれこそ百年はかかりそう。
面白いのは、一族には同じ名前を持つ人間が繰り返し現れるのだけど、一人一人が過剰に個性的なので読んでいて全く混乱することなく、しかもそれでいてホセ・アルカディオの名を持つものはホセ・アルカディオらしき運命を、アウレリャノはアウレリャノっぽい人生を、どこかに含み持っていることだ。
話の冒頭からあやしげな錬金術師が登場するし、魔法的なことが山ほど起こる。たとえば物語の中盤に登場する、その美しさのために何人もの男が勝手にとりこになり、勝手に死んでいったという美女、小町娘のレメディオスの臨終(?)の様子。彼女はある日庭でシーツをたたんでいると、不意に体がふわりと宙に浮き、「シーツに抱かれて舞い上がり、黄金虫やダリヤのただよう風を見捨て、午後四時も終わろうとする風のなかを抜けて、もっとも高く飛ぶことのできる記憶の鳥でさえ追っていけないはるか高みへ、永遠に」姿を消すのだ。この不思議で美しい光景が、妙にリアリティをもっていて完全に現実のものと思わず納得して読み進めてしまう。
これをマジックリアリスムというらしいことを最近知ったが、そう言えば『風車祭』の池上永一なんかも「マジックリアリスムの旗手」と言われているはず、確か。暑いところで生まれる物語は、そういう不思議への寛容度が高いんだろうか。
5.0 名作と言われるわけだ
ブエンディア一家がマコンドという村を開拓してから、その村が隆盛、衰退し廃墟と化すまでの百年間にわたって受け継がれていく、一族の運命の物語。
ノーベル賞だの名作だの、著名な作家が推薦しているだの、ずいぶん重々しい見た目であるだの、
聞いていたため、構えて扉をめくったら、読み始めるとすいすい進む。違う意味で期待を裏切られた。
ユニークでユーモアのある物語である。
百年の物語をこれだけの量におさめただけあって、テンポよくどんどん話が進んでいくのも良い。
最後に、ああ、これが運命か。これが人生か。と物語全体がずしっと寂しさとともに心に残る。それも良い。
読んでよかった。
2.0 後悔する日が来るのかもしれない
この本を読もうか迷ってる方へ。世界的な名作といわれてますが、純文学かと思いきやファンタジー的な要素がかなり強いので、想像力に自信のない方は苦戦するでしょう。
内容は近親相姦と超常現象の繰り返し。すぐ飽きてまったくページが進まず、眠れない夜によく読んだ。あまりのつまらなさにあっという間に眠くなるので重宝した。文庫がないのでハードカバー500ページは枕にもなる。
最初に家系図があるので、ラストも想像がついて期待はずれ。世界でもっとも過大評価されてる小説だと思った。
しかしこの小説の素晴らしいところは、他の人がレビューに書いている通りだ。

アウレリャノという名前とマコンドという村を、一生忘れられそうにない。きっと自分だけじゃないだろう。

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