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サーカスの息子〈下〉 (John Irving collection 1989-1998)の商品レビュー サーカスの息子であるということ
面白かった。ジョン・アーヴィングという作家の、巧みさはさることながら、このあたたかさ。 私は「ガープ」よりも好き
どこに居ても居心地の悪い医者の物語には、ある種の共感を覚えた。インド人にもカナダ人にもなりきれない医者、母親に捨てらた映画俳優、40歳近くになってもまだ迷い続ける宣教師、夜の街を徘徊する小人、みんなどっちつかずで宙ぶらりんだ。物語の主な舞台となったインドに実は1ヶ月ほどしか滞在しなかったという作者が実に4年の歳月をかけて練り上げた複雑に絡み合う人間関係、途中唐突にサスペンスの要素を帯びる起伏に富んだストーリーは読み応えたっぷり。星5つにしなかったのは最後が少し物足りないように感じたからだが、時間をおいてもう一度じっくり読み返したいと思う作品。 若干毛色が違う
アーヴィングがインドへの取材を元に作った作品。 「外国人」は彼に共感するだろう
先を焦って読み進んではいけない…イライラするから。そのページごとを楽しめば良い、自分自身の人生みたいに。なにしろアーヴィングの小説だから、1ページごとの面白さは保証済みだ。主人公のドクター・ダルワラは優柔不断だ。彼は子供っぽいイマジネーションを持っていて、寂しがり屋で、理想主義で、傷つきやすく、いつも「居場所」を捜している。もう60歳になろうというのに。だから、特にこんな人に読むことをお勧めする:異国の地で異人種に取り囲まれて暮らし、或る日街を歩いていてショーウィンドーに写った自分の姿をみて「うわっ、ガイジンだ!」と思ったことが或る人。「自分は祖国では居場所がない」と国を飛び出したが、何者にも成り切れず所在無さを感じたことのある人。ドクター・ダルワラはあなたと一緒に苦しみ、寂しがり、そしてなにも解決してはくれないだろう。でも私はドクターと出会えて本当に良かったよ。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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