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全身落語家読本 (新潮選書)の商品レビュー 江戸落語の入門書として最適!
興味深く繰り返し読ませてもらいました。「落語少年」やった高1のときに米朝師匠『落語と私』(ポプラ社)を買い、高2のときに談志師匠『現代落語論』(三一書房)を買い、高3のときに枝雀師匠『まるく笑って落語DE枝雀』(PHP)を買って、どれも繰返し読んだのですが、まさか高校を卒業して25年もたって、仕事の間隙をぬって繰返し読む落語の本に出会うとは…。著者の志らくサンは私と同世代。ゆえに(自分の仕事にも気合が入るなどの)刺激を頂戴し、気がづけばオッサンやのに「落語少年」へと逆戻り。さらにAmazonで江戸落語のCDを購入する始末でおます。これだけ主観が前面に出ている本は、たしかに好き嫌いの評価が分かれるところですが、それが読者への強烈な印象を残してくれていると思われます。「名人」への著者の考え、江戸落語への著者の考え。偏見に満ちているところ、現代にいかすための著者の模索など、これが最高におもしろい! 談志師匠、馬生師匠への愛情もみえ、そこで「悪口」と誤解されるような部分が相殺されていると思われるのですが…。まぁ、この本の具体的な良さについては、他の人のレビューに詳細が書かれてますんで、そちらを読んでください。私は、たくさんの江戸落語にふれる機会を頂戴しました。おおきに! ところで、まだ志らくサンの落語を観ても聴いてもおらんのです。すんません。…いやぁ、大したことなかったとしたら、それこそ最高のオチですなぁ。 同時代の噺家による落語評論の傑作
実にうれしい本である。噺家自らが著した落語評論・随筆そのものが数少ない中で、その内容のレベルや読み物としての評価を含め、同時代の現役噺家の落語評論でベストと言ってよいだろう。もちろん古くは著者の師匠談志の『現代落語論-笑わないで下さい-』(昭和40年発行)という傑作や、小三治師匠の『落語家論』(平成13年発行)などがあるが、前者は高い評価が定着した今や古典ともいえる作だし、後者は随筆のアンソロジーであり、評論として一貫性のあるコンセプトに従ったものではない。本書には師匠に負けずに平成の「現代落語論」を書くぞ!という若々しい意気込みと覚悟が背景にあり、その出来栄えも優れている。「概論」「各論」「演習」、そして「特殊講義」での“噺家論”と“ネタ論”という丁寧かつ分かりやすい構成で、しっかりと志らくオリジナルの落語論を展開している。現在多くの弟子を抱えるのも本書の影響なしには考えられない。入門書としてもお奨め。 情に厚くて愛情表現の下手な全身落語家の好著
落語家としてのほかに,映画監督,演劇の演出家,役者としても活躍する志らく師匠のであるが,本書を読んでいると,じつはけっこう不器用な人なのではないかと思えてくる。 落語ファン必読の書
談志の弟子志らくによる落語の手引書。 落語の本質に、現代の感性から鋭く迫った一冊。
落語は現代に死んでいなかった。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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