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とてつもない日本 (新潮新書)の商品レビュー 今こそ再読したい日本人のための書
今更という感を再読の際正直思ってしまったが、自民党が衆院選に敗れ民主党に政権交代してから早半年が経過した今、前総理であった麻生太郎氏の政治理念、大きくいえば日本に対する思いや考えを素直に吐露した本書を是非再読し、むしろ今だからこそレビューを残しておきたい気持ちになった 読む事は良いこと
自国の総理大臣がどんな思想を持つのか、それは支持不支持とは別に知っておくべきである。それはこれまでとこれからの政治家についても言えること。よく分析し自分の見解を深めるべきである。彼らは容易に批判されるような人物(ばかり)ではない。 上を向いて歩こう
どうやれば日本を良い国にすることができるのか、どのようにすれば日本が繁栄するのかを考えるのが、政治家の役割だと思いますが、 あまり保守的ではない
自民党は保守政党であり、麻生氏も選挙で敗北した際には保守を強調していた。にも関らず本書には保守陣営としては珍しいくらいの柔軟さや寛容さが見える。私が麻生氏にいくらかの好感を持つのはこの点である。それは特にニートを扱った箇所で感じられる。普通のありがちな保守派、右派はしばしばニートにこんな寛容的な目、優しい目は向けない。ニートを罵倒し存在を憂い、徴兵しろとか強制労働させろとか家から追い出せとか無理解的な暴論ばかり吐いているのが右左どちらに多いかと考えるとそれが分かる。オタク文化に関しても同様だ。麻生氏は漫画やアニメといったオタク文化、サブカルチャーを日本の優れた誇れる文化として持ち上げると同時に、漫画は伝統破壊ではないといった事も言っている。少し考えてみて欲しいが、「漫画は伝統破壊ではない」などと麻生氏がわざわざ言うのは勿論、漫画を伝統破壊のだらしない文化だと言う人が大勢いるからである。そういう人がどういう人であるかを考えてみるとそんなことを言うのはニートやオタクを軽蔑する人と同じく保守的な人、右翼の人である事が容易に推察できる。さらにはゲームが犯罪を引き起こし、アニメが性風俗を乱し、漫画が道徳を頽廃させる。こういった新しい文化、自分に馴染みのない文化、若者の文化をとりあえず否定するイチャモンという名の古臭い物言いは常々保守的な物言いとされてきた。この点、麻生氏は一線を画している。 読んでください
この本を読むことでいかに麻生さんの考え方が良くわかると思います。 本の最新売り上げランキング - トップ10 | |||||||