商品の情報
サウスポイント

サウスポイント

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

サウスポイントの商品レビュー

1.0 胸に響かない
初期の吉本ばななの作品は何とも言えず魅了された。大好きな作家だった。
しかし、年々作品の完成度、レベルが落ちている。
新しい作品を読むたび、がっかりする。
私が歳をとり感性が合わなくなってきたのか?
いや、違う。
この作家からもう新しい物は生まれない気がする。
言いたい事を言い尽くしてしまったんじゃないの?

毎回ただちょっとテイストが違うだけで似たり寄ったりの作品。

本当に好きだった作家だっただけに寂しい。
5.0 そこには日常の美しさがある
サウスポイントを読んで、はっとした。
大事なものはきれいな物語じゃなくて、いつもいつも退屈なように見えたり、
家族とケンカしたりする日常にこそあるのではないかと。

「家族は家族であるだけで、もうすでに問題点でいっぱい」と書く、
ばななさんに、愛情を私は感じたのです。

ばななさんが『ハチ公の最後の恋人』の続編と言っていましたが、
主人公の性格やキャラクター等、しっかり強く描かれていると思ったし、
なにより大人になっているのにおどろいた。

日々、成長を続けるばななさんの怒涛の生活の中から
生まれた作品だからこその迫力と勢いのあるストーリーになったと思いました。
5.0 よしもとさんの作品にしかない「空気」
学生の頃出会ったテトラちゃんと珠彦くんの、運命のつながりを感じさせるラブストーリーです。
物語はテトラちゃんの目線で語られます。
珠彦くんは決して誰もが目を引く美男子ではないけれど、テトラちゃんの目には珠彦くんのことなら他の人が見ていないところまで飛び込んできてしまう。
「なんて素敵なの」といった直接的な言葉がなくても、珠彦くんに惹かれていることは手に取るように伝わってきます。
いわゆる「一目ぼれ」の恋でも、「あの日のあれを境に劇的に恋が始まった」でもなく、自然な流れで惹かれあった二人。
この「自然な流れ」を自然に描けるのは、私が知る限りよしもとさんしかいないのではないかと。

そんな二人の恋愛が、時を経て舞台をハワイ島に移し、繰り広げられます。
ハワイの空気が持っているスピリチュアルな雰囲気が、二人をつないでいる目に見えないものの存在をより浮き立たせます。
恋することの喜び、せつなさだけでなく、テトラちゃん自身の「悲しみ」や、テトラちゃんの周囲の人々の「悲しみ」にテトラちゃんが共鳴する様子もこの物語に登場しますが、そういった数々の感情を、活字を目で追って直接的な表現で確認するのではなく、よしもとさんが活字によって作り出す独特の「空気」によって感じることができる、そんな作品です。
その「空気」を感じた時、まるでテトラちゃんの人生を、読んでいる私自身が体験しているような、そんな気持ちになりました。

実はよしもとさんの作品はかなり久しぶりだったので以前に読んだ作品の内容は忘れてしまったのですが、この「空気」、以前の作品でも感じたことを思い出しました。
この「空気」を言葉で表現するのは非常に難しいのですが、強烈で頭にこびりつくようなものではないけど時が経っても読み手の心の奥底に留まる、そんなものです。
ぜひよしもとさんの作品に触れ、この「空気」を肌で感じていただきたいと思います。
5.0 今、この本に出会えたことに感謝
子供のころに強く強くひかれあったテトラちゃんと珠彦くんの2人が
大人になって再会する物語です。
あくまでメインはこの2人の奇跡のような恋なんだけど、
珠彦くんの家族は一年前に弟の幸彦くんを亡くしていて、悲しみの中で生きている。
私はそちらサイドのストーリーの方に共鳴してしまいました。
私も弟を半年ほど前に亡くしたので、
この家族の悲しみと虚無感は今の私のそれと同じなんです。

今の私の気持ちを代弁し、
この悲しみを納得させてくれるような説得力・安心感がありました。

よしもとばななさんの世界は決してぶれない。
どの作品を読んでも、言っていることはいつも同じ。
何気ない生活の中で何を大切にし、
どこを見つめていくことが幸福へつながるのかを気づかせてくれる。
胸が締め付けられるような、心を震わせる言葉にあふれていて心が洗われる。
ばななさんの本を読むと魂がツルッと磨かれたような気がします。
5.0 稀有な作家。
毎回、よしもとばななさんの本を読むたびに思うんですが、
こんな作家は他にいないような気がします。

前にも読んだようなヒロイン、
前にも見たような男の子、
前にもあったような家庭環境。
なのになのに、どの作品も読んでいるときは
心の襞にしっくりと寄り添い、
夢中になって読み進み、
そして読み終えたあとは
不思議なほど細部が思い出せません。

でも水の中でたゆたうような、
心地よい読後感で身も心も満たされています。

ぜんぜんレビューになってませんが、
私にとってはよしもとさんの作品はすべてが
「読書」というより「体験」もしくは「セッション」です。

その決して甘いだけではない、でも健やかであろうとする姿勢が
私の魂にとってはいつも栄養素なので、
初見の方も、読者の方も、手に取ってみてください。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 S 堀北真希・写真集
おすすめ度: 価格: ¥ 2,940  通常24時間以内に発送
2位 自分で奇跡を起こす方法~読むだけで人生が変わる真実の物語
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常24時間以内に発送
3位 蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)
おすすめ度: 価格: ¥ 880  通常24時間以内に発送
4位 とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)
おすすめ度: 価格: ¥ 536  通常24時間以内に発送
5位 ペルソナ4 公式設定画集
おすすめ度: 価格: ¥ 1,785  通常24時間以内に発送
6位 夢をかなえるゾウ
おすすめ度: 価格: ¥ 1,680  通常24時間以内に発送
7位 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
おすすめ度: 価格: ¥ 660  通常24時間以内に発送
8位 キノの旅 12―the Beautiful World (12)
おすすめ度: 価格: ¥ 599  通常24時間以内に発送
9位 波乱の時代 特別版―サブプライム問題を語る
おすすめ度: 価格: ¥ 525  通常24時間以内に発送
10位 東大合格生のノートはかならず美しい
おすすめ度: 価格: ¥ 1,000  通常24時間以内に発送
こちらもおすすめです
なにもかも二倍 (新潮文庫 よ 18-20 yoshimotobanana.com 20)
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 620
通常24時間以内に発送
まぼろしハワイ
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 1,575
通常24時間以内に発送
本日の、吉本ばなな。―Banana Yoshimoto at work,2001 (Shincho mook)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 840
通常24時間以内に発送
愛しの陽子さん (新潮文庫 よ 18-19 yoshimotobanana.com 20)
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 540
通常24時間以内に発送
日々の考え
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 1,260
通常24時間以内に発送