子どもと子どもの本を愛する人たちへ向けられたメッセージ
私は児童文学の専門家ではありませんし、常日頃、児童文学に
親しんでいる者でもないのですが、この本を読んでみて、
本当に「児童文学は宝の詰まった箱なんだなあ」と思いました。本書の「あとがき」によりますと、この本は、筆者が
児童図書館の館員さんたちを前にして連続講話としてお話されたものを、
テープ・速記録などから起こして編集されたものであるとのことです。
(筆者ご本人はこの本が出版されるのを目にすることなく1979年に逝去)
そのため、読んでいると、目の前で、人のよさそうなオジさんがニコニコしながら
自分の愛してやまないものについて語っているかのような錯覚をおぼえます。
ここでたくさん引用されている詩のいくつかは私も音読してみました。
気に入った作品はまた機会を見つけて、手にとってみたいと思っています。