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商品の情報
物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)の商品レビュー 豊饒なるがゆえの過酷な歩み
ウクライナなる国、日本人にとってお世辞にも馴染み深いとは言えません。小生も、麦がたくさんとれる穀倉地帯としてのイメージしか持っていませんでした。国や民族の歩みについても、恥ずかしながら、ロシア人の亜流か何かでソ連崩壊のドサクサで分派したくらいの認識でした。しかしながら、著者によれば、ウクライナは独自の文化、長い伝統、そして国運隆昌の記憶に恵まれた大きな存在だということです。目からウロコという感じです。 視点を変えると
ロシア周辺の歴史は、モスクワ中心に割り切ってみる見方もあるが、本書は視点をウクライナに置く点でユニークである。ロシアと思っていた事柄が、実は、あれもウクライナ、これもウクライナといった具合にその容貌をかえていく。 好著!!
例えば「ありがとう」はロシア語で「スパシーバ」なのに対し、ウクライナ語では「デャークユ」だというように、“ウクライナ語”というものがあることを知った時、ウクライナの歴史に興味を覚えた。そして出会った本書だが、日曜日の朝に手に取り、その日の夜までに一読してしまった… ウクライナの苦節を知る良書
肥沃な黒土の穀倉地帯、旧ソ連で最大の重工業地帯と恵まれた環境にあったが故に、逆になかなか独立国家を確立できなかったウクライナ。こうして見てみると、ウクライナという地域で起こった数々の事件のヨーロッパ史における重要性を再認識できると同時に、ウクライナの歴史はロシア・ソ連の歴史そのものであったと確信させられます。著者の方は現役大使の方で、文章も平易で記述のバランスがよく気軽に安心して一気に読めますし、新書の特性を生かした好企画だと思います。ウクライナに関心ある方、旅行を予定してる方、ちょっとでもロシアに興味のある方にも、一読をお奨めしたい一冊です。 もうひとつの「ロシア」であるウクライナを知るための格好の通史
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