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処女懐胎―描かれた「奇跡」と「聖家族」 (中公新書 1879)の商品レビュー 「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ」
キリスト教における偶像崇拝の対象は何も、イエスや洗礼者ヨハネに限ったものではない。 「神がいる」時代の人と芸術と
「処女懐胎」「無原罪のお宿り」「聖家族」といったモチーフの表現に、かつての画家達はいかに取り組んだか、がテーマになっています。 美術ファン必読です。でも、書名がイマイチ。
著者の前作「マグダラのマリア」(ISBN-13:978-4121017819)が良かったので読んでみました。読みやすい文章と多くの図版で楽しく読めました。 聖書に書かれていないイエスの家族の物語
イエス・キリストの母親の両親の名前がヨセフとマリアだということは、クリスチャンでなくてもほとんどの人が知っている。我々が手にする聖書にも書いてある。では、マリアの両親がアンナとヨアキムで、アンナにはヨアキムの他に再婚した亭主が二人いて、それぞれとの間に娘がいて(つまり、マリアの異父妹)、その妹たちに子供達があって(つまり、イエスの従兄弟達)、この大家族が集合した場面を「聖親族」として描いた絵画が多数残されている、ということは多くの日本人は知らない。我々が手にする聖書にも一言も触れられていない。 絵画表現変遷の話が良い
聖母マリアとその家族に関する、教義や捉え方の変遷を、主に絵画の意匠の変化から読み取る。マリアが無原罪であるという表現は、どう工夫されたのか、マリアの父ヨセフの取り扱いは、時代によりどう変わるかなど。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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