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ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ)の商品レビュー フィールドワークの良い手本
内容は、インドがどうしてイスラム文化圏と対立するようになったのか、またその対立はどのような形で出てきているのかの話である。インドはイスラムだけではなく、キリスト教そのものへの内在的攻撃性を持っている。これは、筆者に言わせればイギリスの支配に対する嫌悪感から来るものであるという。これらの内容を、実に分かりやすく述べている。 タイトルは硬いけど
他のレビューで触れられているとおり、若い研究者のインドにおけるフィールドワークの記録を中心とした本。 現代インドを描写する貴重なフィールドワーク
日本人は最近やっと中東のユダヤ・イスラエルとイスラム諸国の対立を理解し、昏迷イラク情勢でイスラム同士のスンニ派とシーア派の対立の理解という宿題を課せられたばかりであるが、核開発にまで発展したカシミール地方に象徴される印パ対立とかインド国内のヒンドゥーとイスラムの対立はいよいよ理解に苦しむ現象である。著者の仕事は RSS(民族奉仕団)というヒンドゥー教団体の調査からはじまった。RSS の末端組織はスポーツ少年団と自警団を合わせたような存在で、ヒンドゥー系インド庶民の心を捉え、多数の普通の若者が参加している。しかしその上部組織はパキスタンやバングラデシュはおろか、ネパール、ブータン、スリランカそしてビルマまでを「インド」であると唱える大インド主義者の集まりである。 若い研究者の情熱と視点
研究書であるが、かなりいい線いっているルポルタージュものでもある。 生。
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