ときに甘酸っぱく、ときに辛く。
NHKテキスト『きょうの料理』は、勿論レシピとしてお役立ちですが、それ以外の読み物もなかなか楽しい。「駅弁の旅」「日本焼き物見て歩き」の紀行文、レシピ付き物語のお菓子、エッセイ陣では香山リカ、玉村豊男などこの数年を振り帰ってみても多種多彩。さて、この3月まで、毎号イの一番で開いていたのはこのページ。連載終了したときはがっかりしましたけれども、今度1冊の本にまとまりました。
食の周辺というごく卑近なテーマ上、目から鱗という展開はなく、普段なんとなく思っているけれどさほど意識しない瑣末事、また心の片隅に眠っている幼い頃の思い出-風邪の日のごはん-にスポットをあて、ハッとさせ、郷愁や笑いを誘うエッセイ集です。
個人的には「蕎麦屋が道場である」との指摘に大受け。なるほど背筋が伸びるのもむべなるかな。その後数日笑いが止まらず困りました。
期待しすぎた・・・
「負け犬の遠吠え」で話題になった著者の最新刊。まず開いてびっくり。余白多すぎ。この厚さに仕上げる意味は?内容は、同世代の女性として共鳴できる点も多々あり、それに関しては☆3つ、でも今の時代だとこういった内容のコラムならblogで読めてしまうから・・でもエッセイってこんなもんかな。日常の何気ない事だけ知りたいのであればサクサク読めるしいいかもね。