タイトルが絶妙です
企画の教科書第2弾。前回は企画の産み出し方を詳細に解説してくれましたが、今回は企画を持続的に産み続けることを目的としています。そのためには24時間『考えずに考える』臨戦態勢でいることが必要であり、自分でも分からない企画の噴火の時を待つしかない、のだそうです。
まさしく企画は火山なのです。
つまり
1.企画の材料である「マグマ」を、
2.企画のベースとなる「マグマ溜まり」へと変化させ、
3.圧力を加え企画の内容を詰めて行き、
4.火口である「企画会議」を経て
5.噴火させる
ということです。
内容はわずか140ページほどですが、前作に続き非常に奥が深い内容です。
すごい企画本
すごい本だと思います。「企画の教科書」の続編ですが、なんかすごさが増しています。いわゆる企画マニュアル本、つまりノウハウ本として読む人の満足を得ることも多いのでしょうが、また、どうせ読むならお笑いセンスのいい本で楽しみたいという人にも好評かもしれませんが、私はこのシリーズに、そうしたことを超えるすごさを、なんか感じています。このシリーズは、たとえば「情報」という言葉と同じように、社会に氾濫し、しかしほとんどの場合、あいまいで空虚でのんべんだらりんとした意味しか表していない言葉である「企画」という言葉に、本質的で躍動感のある具体的な意味を付与しようとしているように感じます。
それをこのように、エンターテイメント本の体裁で出版したのは、やはり何かの「企画」なんでしょうか?