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商品の情報
東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)の商品レビュー 現実社会へのコミットというスキームの可能性
本書の感想は二点である。 人間工学をめぐる世代論
内容から読めば、核になっているのは、「動物化」の現実をそのまま認める東とそれを反省しなおす北田、ということになると思います。それは本書では「人間工学」といわれる現代社会が目指しているかのごとくである生活環境(快適、環境、安全の重視)への態度でもあります。郊外の「ジャスコ化」、「セキュリティ化」、「ディズニー化」を東は認め、北田は逡巡する。とはいえ、具体的な東京郊外の街並や出来事が俎上に上がっていて、二人のどの著作よりも読みやすい。そして、明らかに東の方が綿密で深く、ポストモダンをさらに進める議論をしていて、北田はかませ犬かと思うほどです(最後の章のすれ違い具合は圧巻です)。 日和見ではなく問題意識を
筆者が提示している概念に、少しでも思い当たるところがあるかどうかで印象がかなり異なる本だと思います。 そこそこの情報量があって面白いですが、、、
企画としては、成功しているとは思えません。・・・・・まず、そもそも郊外論は、欧米で蓄積されてきた郊外論を前提としつつ、経済、文化に射程を広げると、大きな広がりを見せ、魅力的な議論ができるはずですが、本書はそこまでに至っていません。・・・・・例えば、16号ロードサイドの話にしても、経済的な視座はなく、また青少年の文化への言及もありません。松原氏の本についてもしっかり読まずに言及されているように思えます。・・・・・・或いは、格差については殆ど語られていないし、ナショナリズムの項では、東京との関係は全く配慮されていません。・・・・・・・全体として、書斎の窓から見た東京についてのお話という印象でした。東京のそれぞれの町に暮らしている人の生活感が漂ってこないというか、、、、経済的なものへの視座が見えないというか、、、ジャスコ的といいつ、地方でのジャスコの意味と都会でのジャスコの意味との違いが配慮されていないというか、、、、、、支配する側にあるものとしての東京への批判意識が見られないというか、、。・・・・・・結局、お二人とも、何かコミットする人ではなく、上手に傍観する人ではないだろうか、と思いました。 GLOCOM ised議事録と併読すると面白いです
16号線的=ジャスコ化=郊外化というキー概念に何度も言及されるが、定義を欠いており途中までとても気になって読みにくかった。通常「郊外」という言葉はそれ以上の定義は必要とされないと思うが、16号線的=ジャスコ化=郊外化という耳慣れない概念として語られているのと、執拗に抽象的な議論に触れるため、厳密には何であって何でないのかどうもつかみにくい。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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