ウルフの過去が明らかに…
美食家にして蘭愛好家、
巨漢を動かすのをおっくうがって
めったに外出はしない探偵、ネロ・ウルフ。このシリーズをはじめて読む人には
「そんな出不精で本当に探偵業なんて成り立つのか?」
という謎が解けて行く過程も面白く読めるであろうが、
ファンにとっては「ウルフは過去に何してたのか?」という
これまでほとんど語られなかった謎が、
この作品で解明されるのが何よりも嬉しい。
しかもウルフに家族がいたことに(いや、当たり前なんだけどね…)
天涯孤独だとばっかり思っていた私はかなり驚かされた。
助手のアーチーとの茶目っ気満載の会話は、
いつも面白いのだが、今回はアーチーがやや暴走気味。
ウルフ初心者にもオススメです。
もちろん、ファンにとっては必読の一冊!