商品の情報
アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))

アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))の商品レビュー

4.0 カルト的名作。謎を解明するプロセスがリアル
「墜落した人工衛星に付着した宇宙細菌」と言う当時のSFとしては斬新な設定と、
その細菌の正体を科学者達が解明していくプロセスのリアルさで、
一部のファン(私もその一人)にはカルト的な人気を持つ。
一方で、物語や人物描写が淡白なことと、科学的描写があまりにマニアックなことで、
ほとんどの読者にはウケが悪いようだ。

原著の出版は1969年で、その当時に「未知の細菌」と言うテーマを扱ったのは、
確かに現代の状況を先取りした先進性はあったかもしれない。
しかしながら、同じく未知の細菌を扱った小松左京「復活の日」は、
1965年の出版であるし(クライトンが復活の日をヒントにした説もあるらしい)、
古くはH.G.ウェルズの「宇宙戦争」(1898年)も、
圧倒的な軍事力を持つ火星人の唯一の弱点は地球の細菌だった。
なので、設定の斬新さは特筆すべきものとは言えないだろう。

細菌の正体を解明するプロセスの科学的リアルさは、
さすがはハーバードの医学生だったクライトンならではである。
マニアックな科学描写が好きな人にお勧め。

ちなみに、映画のほうも比較的原作に忠実なマニアックな作りになっている。
クライトン原作の多くの映画が、
エンターテイメント優先で大幅に脚本が変更されていることを考えると、
貴重な存在である。
4.0 超名作だが・・・
肩透かし気味の展開なのは、この作品がドキュメンタリーテイストのフィクション・ドラマだからである。
現実には、そんな子供向けのヒーロードラマみたいに格好いい展開なんてあるわけがなく、ただただ淡々と進むだけである。
だから、この小説も淡々と話が進み、淡々と終わる。
クライトン流のリアリズムであるが、ナンにせよ出題者の模範解答を要求する日本では、不評なのも致し方ないというところか。
5.0 クライトンの面目躍如たる作品!
本作はクライトンのデビュー作です。話の筋はごくごく単純。人工衛星が運んできたと思われる未知の病原体によって一つの町の住人がたった二人の人物を残して全滅してしまいます。生き残った二人というのは、生後まもない赤ん坊と老人という奇妙な取り合わせ。さて、どうしてこの二人だけが生き残ったのか?

SFといっても、本書で描かれている事は現実に起こりうるものです。それをドキュメンタリータッチで描いているからよりサスペンスが強調されます。

未知の病原体を探る科学者達の試行錯誤の努力を横目で見ながら、すでにわかっている結果をちらつかせ、その過ちを指摘してゆく手法はページを繰る手を早くさせます。これから起こることじゃなく、すでに起こったこととして描くことでサスペンスにとんだ展開になるけです。そういえばキングの「キャリー」もこれと同じ手法で描かれてましたね。

 とにかく、本書を読んで得られる知的興奮は並大抵のものではありません。
どうか是非手にとって見てください。

3.0 自信作だったんでしょうが、、、
クライトン博士(お医者さんです)が本名で書いた第一作です。
他にもペンネームをいくつか持って作品を発表しています。

この作品は映画「アンドロメダ」(1971)の原作です。
ストーリーは、アメリカ中西部の田舎町に人工衛星が落ちてきます。
そこで調査隊が見たものは住民が死に絶えたゴーストタウンでした。

住民は未知の病原体で死んでいましたが、たった二人だけ生存者が
見つかります。
未知の病原体の正体は?
なぜ、二人だけ助かったのか?
病原体の蔓延は防げるのか?
今、科学者たちの孤独な戦いが始まる!

クライトン博士の作品は他にも映画になっているので、ここでは
ご紹介しませんが流行り物は大得意です。

この作品が書かれたのはベトナム戦争の最中でABC兵器(原子力兵器:原爆、生物兵器:病原体、化学兵器:毒ガス)
についての興味が高まっていた時期です。
原爆(第2次大戦)や毒ガス(第一次大戦)は既に実用化されています。
未知の兵器は生物兵器:病原体だったのです。
遺伝子やオッドマン(だったっけ?)仮説、生化学理論など実際の

科学知識をベースに未知の領域を描き出す先見性は確かにすごいです。
でも流行りに流されて練られていない感は否めません。
結末が肩透かしのようで余韻も無いし、、、
はっきり言わせてもらうと映画のほうが出来が良かった。

私の個人的な感想ですが映画を制作する時にスタッフのアイデアを脚本に
取り入れたのではないでしょうか?

クライトン博士を別に嫌いなわけではありません。
でも毎年、大作を発表するよりも数年かけて熟成させて発表すると
もっとすごい作品になるのではないでしょうか?
すごい才能を持っているのだから、、、

2.0 一気に読ませる導入部、、、
「宇宙からやってきた細菌」を巡っての恐怖を描く佳作。今でこそ陳腐なテーマかもしれないが、導入部には迫力もあり、一気に『アンドロメダ病原体』の世界に入っていくことができる。

中盤も、「細菌のもたらす摩訶不思議な恐怖」というような安直さには流れず、しっかりした取材ないし経験に基づいているらしく矛盾なく「人間」を描いている。細菌が次々と人間を襲う、というような安直な恐怖に流されていない点には好感が持てる。

しかし。結論部分では一気に脱力させられる気がした。同じくマイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』も、やや結末に不満を覚えた記憶があるが、本書は『ジュラシック・パーク』よりも「ご都合」に流された終わりだと感じる。名高い著作ではあるが、あまり優れた作品ではないように思う。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 つばさイズム(仮)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,300  近日発売 予約可
2位 O型自分の説明書
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  通常24時間以内に発送
3位 ペルソナ4 公式パーフェクトガイド
おすすめ度: 価格: ¥ 1,785  通常24時間以内に発送
4位 サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド
おすすめ度: 価格: ¥ 1,523  通常24時間以内に発送
5位 フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
おすすめ度: 価格: ¥ 1,155  通常24時間以内に発送
6位 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
おすすめ度: 価格: ¥ 660  通常24時間以内に発送
7位 F.S.S. DESIGNS 3    KALAMITY GODDERS:BOTH
おすすめ度: 価格: ¥ 2,940  近日発売 予約可
8位 ニュー・リッチの王国 (Kobunsha Paperbacks 124)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,000  通常3~4日以内に発送
9位 自分をグローバル化する仕事術
おすすめ度: 価格: ¥ 1,500  通常24時間以内に発送
10位 自宅で日記を書いて月5万円を稼ぐ唯一の方法―月収400万円のスーパーアフィリエイターが教える
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常24時間以内に発送
こちらもおすすめです
大列車強盗 (ハヤカワ文庫 NV 256)
価格: ¥ 612
通常24時間以内に発送
五人のカルテ (ハヤカワ文庫NF)
おすすめ度: 3.0
価格: ¥ 588
通常24時間以内に発送
ディスクロージャー〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 714
通常24時間以内に発送
失われた黄金都市 (ハヤカワ文庫NV)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 945
通常24時間以内に発送
プレイ―獲物〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 798
通常24時間以内に発送