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バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248) (ハヤカワ文庫 SF 248)の商品レビュー 洗練されたスペオペです
スペオペと言語理論の二階層メタ小説。1章の空港の町の描写がいいですねえ。上手な文章にチープなガジェットを詰め込んで(スラム街、霊体人、人体改造、インベーダー...)、ニューロマンサーの千葉シティの原型のように思えます。ディレイニーに秋葉原をルポさせたら面白いだろうなあ。後半の言語理論の部分も面白いのですが、再読してみると、ちょっとクドいし情報処理言語名などが陳腐化しています。でもきっとこれがグレッグ・イーガンの原型なのでしょうね。結果的にその後のSFの道標になった作品だと思います。 言語と他者
私は英語で話すときと日本語で話すときと、明らかに人格が変わる(病気?)。私がバベル17という言語に取り憑かれてしまったら、と考えると一人でニヤイヤしてしまう(病気!)。テンポ良くすらすらこの世界に入っていけるので、気が付かない人も多いんだけど、ここには「究極の密室」も隠されております。ディーレニイにしては、さらっとした良い読みやすさ。でもよく考えてみたら、これってアウタースペース版、現代哲学のキモじゃないのかしら。 実は一元論SF
バベル17、それは関係代名詞がワンセンテンスに17も複合する神の言語(違うってw)、 愛
子供の頃に読みスペース・オペラと思っていましたが、最近読み直して「愛」の物語だと考え直しました。リドラの人物造形もディレーニーらしくしっかりしていて惚れ込めます。作品のストーリーはもちろん、脇役も魅力的で、おすすめです。 詩的なスペースオペラ
インベーダーの侵略の前後に残される<バベル-17>と名づけられた通信。侵略を防ぐ鍵となる<バベル-17>の解読を命じられた宇宙的詩人リドラ。スペースオペラであると同時に、これはミステリであり、謎解きの物語です。リドラがリドル(riddle;なぞ、判じ物)を解く、凝りに凝って、緻密に織り上げられています。その他、「言語とはいったい何か。何を意味するのか。」など、概念的なことがずいぶん面白く語られていて、興味深い1冊です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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