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決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

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決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)の商品レビュー

5.0 SFを読み始める人には絶対読んで欲しい小説
300万年前から遠い未来まで。壮大なスケールで描かれる宇宙における人類の意味を描いた小説。
最初は人類がまだヒトザルだったころからはじまる。モノリスによってヒトザルは進歩していくのだが、外宇宙からの干渉で人類が進歩し始めるというのが面白いと思った。何らかの干渉によって進化していくという説はいかにもありそうな感じだ。話はそこから一気に飛躍して宇宙時代へと移っていく。宇宙時代の人間は月でモノリスを発見する。そこではじめて外宇宙に人類以外の生命体が存在すると気づく。
だいたい三部構成となっていて、はじめにヒトザルの場面。次に月でモノリスを発見する場面。最後にディスカバリー号で土星へと旅する場面となっていく。メインは土星へのたびでディスカバリー号での事件と乗組員ボーマンがその後体験する摩訶不思議な出来事だと思う。ディスカバリー号での事件はいわゆるコンピューターの反乱のようなもので、ディスカバリー号に積まれているコンピューター「HAL」は人間のような思考をしたためにこのような反乱を起こしたと見ることができる。コンピューターの人工知能が人間並みに思考できるようになったらこのようなことも起こりうるのではないか?そう考えると楽しみのようなぞっとするような。ボーマンが体験する不思議な出来事はすごく複雑で意味を理解するのがすごく大変だった。だいたい今でもできていないきがする。そのような理解するのが大変な描写を描くことによって外宇宙の未知なる世界を感じることができる。うまく想像できれば外宇宙に感激するもよし。もしうまく理解できないとしても外宇宙の神秘さは感じることができると思う。
言葉足りないためたいした解説もできなかったが、SFをこれから読んでいく上でも欠かすことのできない小説だと僕は思いました。
5.0 事実は小説よりも奇なり
これほど何回読んでも発見がある一冊はないですよね。いや、むしろ発見したいから読んでる
のかも、、

ボーマンとHAL9000のやりとりはスリリングだし、宇宙の描写、とりわけ木星や、土星、そし
てスターゲートを抜けた後の描写は凄いに尽きる。
スターゲート後のめくるめくような展開は、いい意味で淡々としてるというか、あまりの事故
に理解が追いつかないですよね。だからページをめくる手を止めれなくて病みつきになる。

クラークの先見性には脱帽もんだが、今思えば全体的な時代の構想より、もっと内面的な描写
が優れてると思う。例えばフロイド博士が宇宙へ向かう最中に世界のニュースをピックアップ
したものをディスプレイでみながら感慨浸る場面、そうやって便利になればなるほど、物事が
滑稽に見えてくるという、そうゆう人間の精神の向かう先を予測していたクラークは本当に
凄い。

後、個人的に好きなのは第五部のET論の部分とかかな。考えてみれば地球外の知的生命がいれ
ば別に人間みたいな格好じゃなくてもいい訳だしね。そうゆうユーモアというのか何というの
かイメージをかきたててくれる所もいいです(限りなく僕だけのツボかもしれませんが・)。

ラストのスターチャイルドの部分は何か神秘的だと言う人が多いが、僕が思うにあれほど単純
で潔い結末はないんじゃないかなぁ〜と思ったりしますね。まぁそれは人それぞれですが。

長くなりましたが、何はともあれSFファンにも、そうじゃない人にもお奨めの一冊ですよ!
きっとワクワクをあなたにくれます。
5.0 SFスペクタクル
最初の方は、なかなか進まないが
最後の数十ページに、映画ではあらわせない
全知全能ともいうべき領域にはいってくる。
21世紀に突入しても謎だらけの
広大な宇宙、それにいどむSFがある。
5.0 映画とは関係なく傑作だなあ
映画を見る前に小説を読んだが、短編『前哨』をベースにしたテーマの素晴らしさ、科学技術と天体の描写の素晴らしさに圧倒された(理系学生だったので)。神のような異星人がモノリスで若い種族の進化をモニタしているとうファンタジーな背景と、その一方で概ね既存の科学技術で土星系への到達を描いてみせるという現実的なハイテク描写の対比が面白い。後者のハイテク描写は半端じゃない。当時土星航行技術を設計して執筆できたのは、成熟したSF市場であってもクラークしかいなかったのではあるまいか。キューブリックのパートナーは彼以外にはありえなかったのだと思う。土星系の描写が素晴らしい(映画では映像技術的な問題で木星系に変更したと聞く)。その後ボイジャーが惑星をフライバイして映像を送ってきたが、私は書籍の2001年で既にその光景を見ていたように感じた。実際に2001年の元旦を迎えたときは現実の宇宙開発の有様を思うと悲しくなった。
4.0 金字塔的作品 映画とあわせて是非
 アーサー・C・クラーク氏が死去されたということで追悼で一冊。
 アーサー・C・クラークときいて、ピンとこない人でも、この「20001年宇宙の旅」の名前を出すと「あぁ、その人知っている」となると思います。
 太古の地球人類の祖先、ヒトサルに接触した謎の黒い石板。モノリスと呼ばれるそれに触れたヒトサルは骨を武器や道具として使う事で進化していく。そのモノリスが1999年月面で発見され、数百万年ぶりに太陽の光を浴びたモノリスは、木星に強力な電波を発信する。その先に何があるのかを探るべく、人工知能HAL9000を搭載したディスバリー号で5人の宇宙飛行士が木星を目指す。その航海の上で起こる、人口知能HALの叛乱。機械が人を殺すという事態も起こる不穏な空気の中、モノリスが示すものは、、、
 ということで、何度もテレビでもやっていのたで、このモノリスやクラシックと宇宙空間の壮大な映像、眠る胎児などの映像を思いだす人でいっぱいだと思いますが、手あかがついていてもたとえ古い作品だとしてもこの作品は傑作だし金字塔的作品だと思います。
 映画と違って、哲学的にあれこれと想像する余地は小説版の方には少ないですが、それでも読み応えがあります。続編として「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」などあります。
 ちなみに、このアーサー・C・クラークと「ロボット三原則」で有名なアイザック・アシモフ、「宇宙の戦士」のハインラインがSFの御三家と呼ばれていました。

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