もっと早く読みたかった!
この小説には様々な、そして魅力的なガジェットが登場する。
超ハイテクスケボーに乗り車の後ろにはりついて依頼品を届ける特急便屋、崩壊した国家に変わり都市を管理するマフィアや企業、そして3DのCGで構築されたネットワーク上の世界『メタ・ヴァース』などなど。このメタヴァース、残念ながら少しばかり古臭く思える。それは既に私たちがインターネットを知っているから。メタヴァースが、当たり前のオンラインRPGゲームのように見えてしまうから。
でも、この本が書かれたのは1992年で、そのころ日本はまだパソコン通信の時代だった。その頃にこの本が翻訳されていたら! そこだけが残念で、星を一つ減らしてしまった。でも、とても面白いのは確実。サイバーパンクが好きでアクションが好きで、荒塊無稽なSF的考察が好きなら、絶対おすすめの一冊(二分巻だから二冊か)