商品の情報
消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

消えた少年たち〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)の商品レビュー

5.0 気高さと切なさ
感動の名作です。

が、感動するのは本当に最後だけで、その部分だけ普通小説ではなくなります。

不器用で正直な生き方しか出来ない男が、家族や地域や教会や学校や職場の仲間との人間関係、
および次々と襲ってくるトラブルの数々に悩まされ、でも逃げずに正面から向き合い、なんとか
解決の糸口を見いだそうともがき苦しむ様を、気が滅入るくらいに丹念に書き綴っている部分が
作品のほとんどを占めます。

なので、読む方も根気が要求されます。

自分はパソコンが好きなので、パソコン黎明期(MacもWindowsもまだない頃)のゲーム開発
会社に勤める主人公の職場環境や当時の業界の様子などが伺い知れるという楽しみがありましたが、
そうでもなければ、途中で挫折してしまったかもしれません。

そのくらい、登場人物同様、進んでいるのか戻っているのか分からなくなるがごとくの混迷を
彷徨った果てに、大いなる感動が待ち受けています。

主人公の子供が、親以上に純粋で不器用で、でも何事にも真剣に向き合い、まっすぐに生きるよう
とする、そんな少年であることが、悲しくもあり、うれしくもあり。

ちょっと「アヒルと鴨のコインロッカー」を思い出しました。
5.0 やるせない
結論から言うと読んで良かったです、とてもやるせない気持ちになりました。
家族モノのストーリーとしても楽しめました。
あのラストがあるからこそ、長めの日常生活の描写が生きてきます。
ラストで、ガツーンとリズムを変えられ非常にショックを受けました。
下巻の終わり間際まで、どのような結果、どのような展開になるかまったく予想できなかった。
結果からは何とでもいえますが、子育ては何が正解かは誰にも分かりません。
少なくとも私はこの結果は正解の一つだったと信じたい。

P.S.
モルモン教に関する家族の話でしたが、宗教の宣伝でも広告でも無かったので正直気になりませんでした。
4.0 お父さんは心配
エンダーシリーズのオースン・スコット・カードの作品だから何も考えずに読み始めた。正直,最初は戸惑いながら読み進めていったのだが,途中からこの家族物語に引き込まれ,ラストの衝撃に打ちのめされた。
1989年に最初の短編が出たということは,少なくともそれ以前のアメリカ社会を表したものなのだろう。日本では1997年に出版され,文庫本が2003年。今の日本の私たちは,この本に書かれている事象に慣れてしまっているが,当時の反応はどうだったのだろう。子供たちの健やかな成長を願う父親としては,いろいろな意味で参考にもなった。自分の子供たちをもっと信じ,母親(妻)の直感は侮ってはいけないということか。
5.0 この驚くべき存在感
この小説は、ミステリーやSFや冒険物語として面白いわけではありません。
そのようなジャンル小説はある意味「おやくそく」がたくさんあり、その範囲内で安心して読めるものです。
しかし、「消えた少年たち」では、おやくそくが通用しません。
序盤が終わった辺りから、この話はいったいどこに行ってしまうのだろうという不安感にさいなまれます。ストーリー展開がまったく予想できません。
その一方、登場人物に対する感情移入は、ありえないほどに深くなっていきました。
この人がこの後どうなってしまうのか、気になって気になって、読まずにはいられません。
最後まで読み終えたときには、呆然としてしまい、しばらく涙が止まりませんでした。
普通の良い小説を読み終えたときのカタルシスとは全然違います。
読み終えたときは、あたかも自分自身や家族の人生が突然ぶった切られたように終わったかのような喪失感と後戻りのできない悲しさを感じました。
本を読んだだけなのに、人生における大事件を経験したような衝撃がいつまでも残りました。
好きな本かと聞かれたら、それは違います。
しかし、他に類のないこの衝撃はたぶん一生消えないでしょう。

3.0 ミステリとしては…、しかしストーリーで読ませる
 『本の雑誌が選ぶベスト10』総合・文庫第1位、ということでワクワクしながら手にとったが…。どうもこういうホラータッチのミステリは好みじゃない。
 連続幼児殺人事件が背景となっているが、ミステリとはほど遠い内容。上・下巻あわせて880ページあまりだが、物語が急展開をみせるのはラスト40ページだけ。それ以前はひたすらモルモン教徒の家族物語。ただ、この家族物語が、それなりに良く書けていて、読ませる。
 ミステリとしてはいまひとつだが、ストーリーとしては読ませる。★3つ。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
ソングマスター (ハヤカワ文庫 SF 550)
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 1,155
在庫あり。
死者の代弁者〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 777
通常2~5週間以内に発送
リンさんの小さな子
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,890
在庫あり。
ウェルカム・ホーム! (新潮文庫)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 420
在庫あり。
無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 882
在庫あり。