|
商品の情報
ジャンパー グリフィンの物語 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-7) (ハヤカワ文庫 SF ク 8-7)の商品レビュー 今回はあまりにも暗すぎましたので、今後の明るい「新ジャンパー」を熱望します。
超能力SF小説の分野に爽やかな新風を吹き込んだ「ジャンパー」シリーズの三作目ですが、第一作の映画化に伴って設定が大幅に変更されており、2007年発表の本書は前作とはかなり雰囲気が変わっています。イギリス人の少年グリフィンは5歳で既にジャンプする能力を獲得していたが、ジャンパーを抹殺しようと企む謎の組織パラディン(正義の戦士)に追われ、両親との逃亡生活を強いられて来た。そして遂に組織はアメリカに移住した一家に迫る。グリフィンは間一髪ジャンプして逃れるが、彼の行く所には常に危険の影がつきまとうのだった。逃亡中に知合って助けてくれたコンスエロと優しい姪のアレハンドラとの牧歌的で幸福な日々、ロンドンの空手教室で仲良くなったヘンリーとの友情、そしてフランスで偶然出逢った少女E・Vとの情熱的な恋といった微笑ましいエピソードがありますが、気の休まる暇もなく自分から離れて行ったり、残酷な運命が待ち構えています。前作とは打って変わって生か死かの世界が物語の中心になりますので、どうしても過酷にならざるを得ませんが、それにしても厳しく可哀相過ぎると思います。確かに人間的には逞しくなりますが、これでは人生に対して達観し冷笑的になってしまうでしょう。ジャンプするという能力の奇抜さが失われ、著者にとって前作とはストーリーを変える必要があったからでしょうか、本書はあまりにも暗すぎる物語になりました。このシリーズは恐らく著者のライフワークになりそうな気がしますので、これからは物語の展開が難しいとは思いますが、ジャンパーの仲間を増やして組織に対抗させるなりして、もう一度前作の明るさを取り戻したストーリーを読ませて頂きたいと思います。 せっかくの能力がちっとも生かされていない
作者のスティーヴン・グールドを、スティーヴン・j・グールドと勘違いして注文してしまった。 「人間」的なものをもっと・・・
デイヴィーを主人公とした「ジャンパー」とは、別物語のグリフィンの物語なのですが、前作ではデイヴィーが「ジャンプ」出来ることに戸惑いを示す部分が前半を占めていました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||