大変勉強になります。
昨日主張先の静岡駅の本屋で本書が山積みされており 静岡から新神戸への車中で上巻を読み切った。客先面談後 三ノ宮の本屋に直行し 下巻を買い 新神戸から東京への車中で下巻を読み切った。 最近 読書のスピードが遅い小生としては 快挙である。
名高い映画の原作である。映画の原作はえてして詰まらないが 本書は嬉しい例外である。映画も面白かったが この原作も実に面白い。映画には無い「独自」が入っている。それが 一種の解説となり ドンコルレオーネの考えていく所がよく分かる。映画では分からなかった部分も本書でくっきりした点もいくつか有った。
かつ、 ここからが本書の醍醐味だが 小説ながら 組織論、リーダー論になっているところがサラリーマンの小生にして大変参考になった。マフィアと日本の企業文化は 当然ながら全く違う。但し 同じ人間のやることは同じようなものだとも言える。そういう意味で 本書を読んでいても 決して米国の裏社会の話だけではないと感じた。そうして自分を省みることすら強いられた。マフィア小説を読んで そんな反省を強いられたのも 嬉しい誤算である。
映画とは違った体験となる。是非一読をお勧めしたい。
ゴッドファーザーにて帝王学を学ぶ
10年ぶりに映画を観返して感動し、本を読むに至りました。
得られるものは多いです。翻訳も大変読みやすい。目的や方法は何にしろ、結局は人と人との精神的繋がりが
組織を作り社会を作り、ひいては歴史を作っているのだ
ということを学ぶことができます。
団体の頂点に立つべき人間には、
天から与えられたとも言える人徳という資質が備わっており、
それを継承していくことはなかなか難しい。個人の魅力に加えて、
受け継がれる血というものの濃さが影響を与えている。
普遍的な論理に触れているため、現代社会においても有益な知識が、
この本によって多く得られるのでは。
映画では描き切れなかったシシリーの歴史や
コンシリオーリの胸の内など、
原作となったこの作品を読むことで、
映画:ゴッドファーザーが深まることは間違いないです。