王道
有能な女性のヒステリックな一面が
おもしろく描かれてしまっていて
女性にとってはおもしろくないだろうな
と思われる作品。暗黒地帯の冒険
そこで出会う道の動物たち
そして言葉を話すゴリラの道連れ
掘り出されるダイヤモンド
うまい具合に起きる天変地異
全てがありきたりで王道。
良い(^ ^;)ゞ
動物と人間の違いは何でしょう?
科学を楽しむ人、科学に命を賭ける人、科学で企む人。手話で意思を発するゴリラを伴い、科学者らが貴金属を求めてアフリカ奥地を探検する・・・。典型的クライトン作品である。 一見安っぽい空想的科学小説のようであるが、実はなかなか読み応えがある313項だ。ジャングルの環境問題やそこに棲む動物の生態についての話題がまず興味深い。猿が人間の言語(猿にとって外国語)を覚えると、それを解さない他の猿を馬鹿にするのだとか。百獣の王ライオンは、夜間にハイエナが自力で仕留めた獲物を横取りして、朝になるとさも自分が獲ったんだという顔をして食べているそうな。
なぜ”コンゴ”にダイヤモンドを採りに?、という疑問は終盤明らかにされる。どこまで現実かわからないこの描き方もクライトン一流だが、「人間がボタンを押す1.8秒は長すぎる。現代の戦争においては。」という引用は強い説得力を持つ。
未知の学術用語のオンパレード。覚えるまでもないが、クライトン以外ではまずお目にかかれないであろうことを思えば、辞書を引くこともまた楽しい。