|
商品の情報
エアフレーム―機体〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)の商品レビュー 読みやすい
あまり難しい心情描写や複雑な表現が少ないサスペンス物は 期待外れの、爽快さ
出張が続くので、文字通り飛行機の中でドキドキしながら読もうと思って買いました。 航空機事故をめぐる推理小説
旅客機の事故を調査するメーカー技術者たちの活動を中心に話が進み、社内の権力争い、メディアのセンセーショナリズムとの闘い、その他のサイドストーリーも盛沢山で、最後は意外な事故原因で結末を迎える。 ちょっと変わった趣向。
どなたかも書かれていましたが、Michael Crichtonにしては珍しくSFでないお話。航空機メーカーが舞台で、前半は主として事故に関するやや専門的な説明だったせいか、やや退屈でした。むろん、素人にわかるように説明してくれていますので、理解しやすいですし、飛行機にも詳しくなれます。この本で初めて、パイロットが操縦できる飛行機は1種機種と限られていると知りました。飛行機メーカーではエンジンは作っておらず、注文主に応じてどこのエンジンをつけるか、とか、内装をどうするかとか、コクピットの仕様をどうするかカスタマイズするのだとか。で、メーカーの命は「翼」だそうで、「へえ〜へえ〜」トリビアの泉です。そういや、ボーイング社の競争力が落ちて来たのは翼をアメリカ国外で製造しているからだ、なんて記事をどこかで読んだ事があったな・・・。 つい信じたくなるテレビの報道
航空機事故とその原因究明に関わる人々の活躍。その究明作業に暗い影を落とす企業内部の利権が絡む。そして事実とかけ離れた報道番組を制作して視聴者を喜ばせようとするマスコミの姿勢。面白い!日常に刺激の無くなった現在、テレビ画面の虚像こそが真実だと思う人々の考え方に警鐘を鳴らしているようにも思える。航空機事故の原因を究明していく過程とマスコミの取材攻勢とで物語りに緊迫感があり、一気に読めてしまう。何よりも印象的なのは取材する側の無知と事実を歪曲しようとする姿勢。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||