勇気が出ます
~今まで読んだスペンサーシリーズの中で一番おもしろかったです。登場するのはスペンサー、ホーク、クワーク、ベルソン、ポール、ヴィニイ、ジノ、パトリシア・アトレイ、リー、あとスーザンです。今までのシリーズのほとんどオールスターキャストと言っても良いのではないでしょうか。
物語はとある殺人事件を扱った当時の検事が「あのときの事件は十~~分に調査されていないように感じる、また、当時(彼)は十分な弁護を受けていなかったようにも感じる」ということを端緒とし、犯人とされた人物はすでに投獄されているのですが、当時の事件の真実を解明すべくスペンサーはその依頼を受けました。しかし調査を進めるうちにスペンサーは銃弾に倒れ瀕死の重傷を負います。彼を撃ったのはスペンサーを殺すように依頼~~されたプロのガンマンでした。
スペンサーが凶弾に倒れるのはシリーズ中これで二度目かな? ですが、今回は科白もすっげぇー格好良く手放すのが惜しくなるほど夢中で読み進めました。たとえば、自分を撃った相手をついに見つけた時 "おれだ"~~ "ラザロだ.......おまえにすべてを話すために戻ってきた" ですよ。しびれました。この一言を言うために、つらく苦しい出口の見えないリハビリを重ね、スペンサーは自分と戦ってきたんです。
自分の中では初秋と並ぶスペンサーシリーズの傑作だと思います。~