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キドリントンから消えた娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の商品レビュー 一気に読了することをお勧めする
2年3ヶ月と2日前に失踪した娘 バレリーの捜査を担当することとなったモース警部。 モース警部シリーズの最高傑作
普通の推理小説は推理が二転三転するだけだが、 モース警部だけが面白い
「ウッドストック行き最終バス」に続く作者の第2作目。作者はクロスワード・パズル(イギリスでの人気は日本では想像できないくらい高い)の鍵作りの名手としても知られている。デクスターはクィーン等の古典的本格派の後継者として日本でも人気が高い。だが、私の評価は低い。デクスターの小説で面白いのは、普通の事件を独自の推理で難解な事件にしてしまうモース警部の性格・行動ぶりだけだ(我が黒星警部に似ている)。前作にしても、本作にしても警察が普通の捜査をすれば、すぐに解決してしまう類の事件なのだ。そして、本作が致命的なのは、最後の解決(これがモースが途中で発案する突拍子もないアイデアに優るとは言えない)に至る論理的推論に誤りがある点だ。本作にしても、前作にしても見掛けだけ立派な作品をすぐ褒めてしまう日本ミステリ界の評者に問題があるのではないか。 モースの推理に振り回されよう!
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