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ミス・マープルは フェレンツェの寄宿学校に在学していた女学生時代からの友達「ルース」から、 共通の友人「キャリイ・ルイズ」のまわりに 「なにかよくないことが」おきそうだから確かめて欲しい と依頼されます。 「あなたがそうする必要があると考えたのですもの」 と快く引き受け、キャリイ・ルイズ夫妻の経営する少年院に赴きます。 ミス・マープルがその場についてほどなく、犯罪歴のある少年達や夫婦の連れ子その子ども達、精神科医などがいっしょに生活している「少年院ストニトゲイト」は、連続殺人事件の舞台になってしまいます。 ミス・マープルは友達のためにその事件の真相をつきとめようとしますが…。 たくさん、容疑者が居る場所での不可解な殺人事件。 各人物がそれぞれ個性的でいろんな出来事がおこるので、いったいどれが伏線なのか予測がつかないままにラストまで読みました。 見事に収束していく様子はさすがです。 舞台が少年院で、女学生時代のお友達といるせいなのか、この小説は全体には寂しい雰囲気がただよっています。
クリスティの作品の中では最低ランクに位置する長編ではないだろうか。 いつものような、ストーリーテリングの冴えがない。読んでて、のれなかった。 物語設定が変で複雑で魅力がなかった。 三度も結婚したお婆さんの子供達やら、旦那さんやらが入り乱れるいつものようなメロドラマなんだけど、本作は人物に魅力がないし、プロットもつまらなかった。
ミス・マープルといえば、安楽椅子探偵のイメージを持っていましたが、意外に自ら危険に飛び込んで事件解決に挑むこともあるのですね。ある日学校時代の旧友が、変わり者の男と結婚した妹の身を心配してミス・マープルに捜査を依頼します。マープルは友人が抱いた漠然とした不安を信じ、その信頼に応えるべく彼女の妹の邸を訪れ、不可解な殺人事件に遭遇するのです。この発端がまず面白かったです。旧友は、妹の邸にマープルが滞在する口実として「生活に困り、三度の食事にも事欠く有様だ」と説明済みだと言うので、マープルは快くその設定にのり、わざとみすぼらしい服装で出かけていくのです。なんていい人だ!そして後は、邸に集う人々からじっと話を聞きながら、私たち読者に謎解きを披露してくれるというわけです。魔術を見ている観客のように欺かれていたのが、さっと種明かしされたときの爽快感はやはりさすがクリスティだと思います。
ある日学校時代の旧友が、変わり者の男と結婚した妹の身を心配してミス・マープルに捜査を依頼します。マープルは友人が抱いた漠然とした不安を信じ、その信頼に応えるべく彼女の妹の邸を訪れ、不可解な殺人事件に遭遇するのです。
この発端がまず面白かったです。旧友は、妹の邸にマープルが滞在する口実として「生活に困り、三度の食事にも事欠く有様だ」と説明済みだと言うので、マープルは快くその設定にのり、わざとみすぼらしい服装で出かけていくのです。なんていい人だ!そして後は、邸に集う人々からじっと話を聞きながら、私たち読者に謎解きを披露してくれるというわけです。
魔術を見ている観客のように欺かれていたのが、さっと種明かしされたときの爽快感はやはりさすがクリスティだと思います。