|
商品の情報
運命の裏木戸 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の商品レビュー のんびりムード
探偵役はポアロでもマープルでもなく、トミーとタペンス老夫婦だ。 タペンス最後の冒険
これは作者最後の作品で,当然注目されて然るべき物なのに,内外の評判は至って良くない.私も,最近新装版で読み直した時も,何が書いてあるのか判らなかった.しかし,トミーとタペンス,特にタペンスのファンとして,再読して判った.古い殺人(スパイ事件がらみ)のあった屋敷を知らずにべレズフォード夫妻が老年の棲家として買った.この事件は,今でも政治的に死んではいない.そこで今の事情を知らない程に歳をとってしまったタペンスが昔の事件を追求するあまり,現在のトラブルに巻き込まれる.ともかく過去と現在の問題は目出度く解決.問題の時間的重層性と,べレズフォード夫妻の老年性のリアルな描写が,判り難い原因らしい.トミーとタペンス物なので,NかMか が頻繁に引用されるので,これをまず読み,親指のうずき でスローペースになじんで置くのがよい.なお,翻訳には言いたいことが沢山あるが,省略する. 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||