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2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴の解説ビクトリア朝時代のイギリスで『2次元の世界』という本が出版された。その本は今日なおイギリスをはじめ世界各地で読み継がれている。 そして、一般向けの数学書のジャンルでは当代きっての書き手であるイアン・スチュアートが、この本とその著者であるE・アボットにほれ込んで自ら書き上げた続編が、本書『2次元より平らな世界』なのである。 2次元より平らな世界―ヴィッキー・ライン嬢の幾何学世界遍歴の商品レビュー 努力は買うが、結果は・・・
本書にはお手本となる前著があったようだ。そちらは未読だが、学問の世界をおとぎ話の構成を借りて平易に解説しようとする姿勢は「ソフィーの世界」を思い出させる。しかし残念ながら、哲学的な概念を解説する「ソフィー…」に対して、幾何学・物理学的な概念を説明する本書はその努力があまり実っているとは思えない。 そりゃ、突っ込みたい点もありますが
私はヴィッキー嬢の冒険物語として読みました。いやー、次々といろんな事件が起こって、冒険小説好きとしては止められませんでした。だって、非ユークリッド空間なんかへ行っちゃった日には、その環境の違いたるや、アマゾン(本屋さんじゃなくて)やヒマラヤなんかの比じゃありませんもの。私もVUM(ヴァーチャル非現実マシーン)、欲しい。 御伽噺の難しさ
二次元世界の住人にとって、三次元世界はどのように捉えられるか、という視点は、高次元の幾何学を理解するための入り口としては悪くないと思う。ただ、扱う内容がフラクタル、トポロジー、射影、非ユークリッド幾何学、量子論、重力子、ひも理論、などと広く、それだけに浅くなりがちなところに御伽噺仕立てになっているため、ごくごく表面的な内容となっている。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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