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膚(はだえ)の下の商品レビュー 神林作品のなかでもこのインパクトは雪風に匹敵するかも
雪風いらいの神林ファンだが、この作品はみごとに私のツボにはまった。面白いとおもう点は 火星三部作最終巻(でも時系列的には一番最初)
基本的にこの作家は異文化(異なる価値観や常識を持つもの)とのコミニュケーションをテーマに描くことが多いのですが、今回のテーマはアイデンティティーの確立にあったように思います。ロボットとしてでも人間としてでもなく作られたアートルーパーという人造人間がロボットと人間の中間に位置するような立場で悩み苦しみそして答えを見つけていくシーンは素直に美しいと思いました。ただ、全体的に話が長くもう少しすっきりまとまったのではないかと感じたので、星4つにさせていただきました。 皮膚の下の赤い血
主人公の慧慈は、人造人間です。成人として作られたので子ども時代はなく、生まれてから5年経ちます。 いかにも神林
神林長平節が溢れる大長編。 人間の立場とは
この小説は”あなたの魂に安らぎあれ”の前の時代の地球の話なのだが、”あなたの魂に安らぎあれ”に登場する地球の地表(太陽光線が強すぎるため人間には耐えられない)に独占的に住み着いて地球を再生させているアンドロイドがいる、このアンドロイドたちは自分達が人間に創造された事をしってはいるが人間は地表に住めずさらには人間の摂取する食物全てはアンドロイドの浄化した食物(平たく言うと排泄物)を食べていた、それにより人は軽視されていた。では、なぜ人間はアンドロイドなど創造したのだろうか?、人間に従順な機械でも十分に事足りるハズではないか。そう最初の地球再生計画では機械(アミシャダイら機械人)によるものであった、それを管理するために創造(遺伝子全てを一から組み上げられた)された人造人間アートルーパー、彼らは地球は地球生命により再生されなければ真に回復できない、一旦更地にしてしまうと生命の輪廻が途絶えてしまうと考え出し、魂の存在を考え始めたからだ。そしてアートルーパー達は何を思うのだろうか、そして何を創りだすのだろうか。少し内容に触れる書き方をしてしまったが、それでも十分に感動を与えられる、神林長平の大作:火星三部作(何時からかは知らないが)の完結編である。読んで損なし!第一部”あなたの魂に安らぎあれ”第二部”帝王の殻”を読破後に第三部”膚の下”を読むことを強くオススメする。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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