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キス・キス (異色作家短編集)の商品レビュー 失礼ながらあえて重箱の隅をつつきます!
他のレビューを見ても「牧師のたのしみ」の評価は高く、私も傑作だと思います(笑わせてくれます!)。しかし第1頁目に「田園がまるで線の絨毯ように、眼の前にひろがっている」という文を見つけハタと頭を捻ってしまいました。「畝うねしているのか? 段々畑みたいになっているのか? 風景がイメージ出来ない! …ひょっとしてこれって単に『緑の絨毯』の誤植?」と思い、原書を取寄せたところ、案の定「green carpet」とありました(まぁ漢字が似てることは確かですが…)。これがケチの付きはじめで、いちいち文章が怪しく見え始めました。同じ頁に「日曜日にでかけるところで、こんな見事な眺めの土地はざらにない」という一見(一読)何でもない文があります。しかしこれは原文を正しく訳せば「日曜日にはいろんな場所を訪れたが、あんなに素晴らしい高台(elevation)で仕事が出来るなんてめったに無いことだ」となるはずです。それに続いて「彼は丘を登りきると、村のはずれにある頂上の手前で車を停めた」という文もあります。「何だかよく分からん! 場所をイメージ出来ない! 丘を登りきって既に頂上に居るはずなのに、まだ先に別の頂上があるのかいな?」と不思議です。原書を見ると「丘の上に向かって運転し(drove up the hill)、頂上の少し手前の村はずれで車を停めた」でした。この2つは誤訳(+やっつけ翻訳)の例です。第1頁目にしてこの誤植、誤訳のオンパレード!「重箱の隅をつつくようなマネをするな!」と文句を言われそうですが、果たして旧版のミスをそのままに再刊(しかもこれは早川書房創立60周年記念だそうです)することに意味があるのでしょうか。本書は開高健が翻訳したとのことですが、慣れぬことはしない方が無難でしたね(きっと名前を貸しただけなのでしょうが…)。この短篇集シリーズ全体について言いたいのですが、最近は才能ある翻訳家が数多くいるのですから、彼らに新しく翻訳させるとか、せめて改訳させるべきだったのではないでしょうか。そうすれば2,100円でも高くは感じないでしょう(買ってしまった後に言うのも癪ですが…)。本書については原作の圧倒的な面白さを無視出来ず星4つとさせていただきます。 奇想天外な話の妙。粒ぞろいの短篇集ですね
『あなたに似た人』に続く、ロアルド・ダールの短篇集。『あなたに似た人』の陰に隠れてしまっている気がする本書だが、面白さではちっとも引けをとらない。話の粒が揃っていることでは、むしろ、前作以上ではないでしょうか。 何度読んでも面白い。
異色作家短編集とあるのでそうかダールって異色なんだと判る。確かに他にいないかもしれない。本書では短編が11あるが、どれもあっという間に読んでしまう。ストーリーそのものが面白いのだが、読後ずっと印象に残る場面がある。読む人やタイミングによって違うと思うが、今回個人的に時間がたっても忘れられないのが、ローヤル・ジェリイ、誕生と破局、豚、のある場面。 異色作家短編集1
・女主人 憎い余韻
一篇一篇味わうように読んでいく。どの話も読者の気を引くところを 本の最新売り上げランキング - トップ10
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