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アメリカの眩暈―フランス人哲学者が歩いた合衆国の光と陰の商品レビュー あいまいな論理と不思議な議論
この本は元来アメリカの Atlantic Monthly の企画した紀行文を連載終了後纏めたものである.所が,今のアメリカはこんな呑気な方法で料理するには事態が余りにも深刻である.一つの社会ではなく,無数の互いに閉ざされた '部族' の無機的集合体と化している,と著者は結論する.この衝撃的な結論は分からなくはない.分からないのは著者の曖昧で複雑な論理である.第一この本には目次がないのだ.参考文献もない.私にとって未知のフランスの哲学者の言いたい放題についてゆくのは,拷問に等しかった.この苦痛に対しては訳者の責任も大きい.どうしてこんな本が出来たのか不思議としか評しようがない. 本の最新売り上げランキング - トップ10
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