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実は、何となく買ったままにしてありました(汗) 読み始めると、読みやすい文体に引き込まれて最後まで読んでしまい、読み終わった時にはすごくスッキリした気分になっていました。 爆笑はしなかったけど、クスッと笑って明るい気分になれます。 一章ずつ完結型になっている点がちょこっと読むのにもいいので、普通の状態でももちろんですが、落ち込んだりテンションの低い時に読もうと思いました。 もっと早く読んでおけばよかったです^^; 前作「イン・ザ・プール」も買います。
直木賞受賞作品です。 主人公はジャンプがうまくいかないサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、強迫症に駆られる精神科医など様々です。 何気なく借りた本ですが、読んでいて久しぶりに楽しいと感じました。 どの主人公も変わっていてとても際立っていますが、それを感じさせないくらい精神科医の伊良部が破天荒です。 暗い気持ちになったり、悶々として家にいるとか思い通りにならなくて歯がゆいことなどいっぱいあると思います。年齢を重ねれば尚更で、世間体を気にして行動できなくてストレスが溜まることが増えてくると思います。 でも、そんなことでくよくよしているのがこの伊良部を見ていると、馬鹿らしく思えてきます。思わず声に出して笑ってしまいます。読んでいて気持ちがいいです。 精神科医の伊良部に看護師のマユミの姿が脳裏に想像できます。 楽しい本です。
「イン・ザ・プール」の続編。 なので、期待し過ぎた分、物足りなさが残るかも・・・。 しかし、今回、伊良部先生は登場回数が控えめなので、 結構、内容は充実してたような気がします。 こんな精神科医いらっしゃいませんか? 私も癒されたいですわ〜(笑)
落ち込んでるときに読んで、癒されました。 奥田さんの作品の中では一番好きかも。
伊良部先生シリーズの第1作の「イン・ザ・プール」がとても面白かったので、早速の第2作の本書を読んだが、第1作を上回る面白さであった。 ストーリー展開は基本的に第1作と同様で、様々な症状の心身症患者が伊良部先生を訪れて、先生の無茶苦茶な行動に振り回される中で、病状改善の糸口を見つけるというパターンだ。 今回は、空中ブランコがうまくできなくなったサーカス団員や、一塁への送球ができなくなったプロ野球の三塁手など、ユニークな症状を持つ患者が5名が登場する。それぞれの症状は外から見ると滑稽だが当人は当然真剣に苦しんでおり、その患者達が伊良部先生のやりたい放題の行動に振り回される姿は実に笑える。ただし本書の面白さはそのどたばたの中で患者達が、心身症になった真の原因に自ら気づいて立ち直りのきっかけを発見するところにあると思う。 5作のどれも面白かったが、個人的に暴力団の若頭が先端恐怖症にかかる2作目の「ハリネズミ」が、無理やり注射を打たれるシーンや、血判状を押すシーンや、対立するやくざの吉安と喫茶店で対決するシーンなど笑えるシーンが満載で一番気に入りました。