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こぶしの上のダルマの商品レビュー 生かされている自分そして自然
2004-2005に文学界に発表された作品集。 自分は憎む人をいつか許せるのだろうか…
「阿弥陀堂だより」の筆者の最新作品集です。帯には「ゆるせなかった父も、…いまはただ愛おしい」「連作小説集」という言葉があります。作者らしい淡々とした筆致の「エッセイ」を読み進めつつ、このコピーはなんなのだろうと思い続けました。そして、終章近くなったとき、それまでの章が収斂され、初めてこのコピーが本当なのだとわかるのです。その構成からこれはエッセイの文章による小説であるということ。作者が許せないと思い続け、そう書き続けてきた父を、思いがけないことで、頭でなく、いやおうなく心が許してしまう、そういうことがわかるのです。ずっと許せなかった父親を許せたことは作者にとって、重荷を下ろした思いだったことでしょう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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