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沖で待つの商品レビュー 甘くせつない友情物語
男と女の友情は成立するのか。 淡々と、
同期入社の男女が、どちらかが死んだら、HDDを破壊することを約束する。約束を果たすときは意外に早くやってくる。 変化球を待つ
うざいやつ(野辺山清)ってむかつくよね、いい人(水谷、マスター)にはなぐさめられるよねと言われれば、そうですねと答えるしかない。だからどうなのって思ってしまう『勤労感謝の日』。フーテンの寅さんが求職中キャリアウーマンに生まれ変わっただけじゃん、とばっさり切りたいようで切れないのは、道路に並ぶ長谷川さんのプランターや、19歳の女の子が運転するアウディにはねられるというリアルで理不尽なディテールのせいだ、たぶん。そういう気持ちで表題作へ読む進むと、やっぱり作者には小説家テレパシーがある!?と思わされる。『沖で待つ』は著者と読者の両方が縛られる小説の既成概念からの解放に由来する清々しさがあり、私にとってベスト中篇のソール・ベローのThe Actualを髣髴とさせる。マイナス・ドライバーで円盤に傷をつける痛いけど気持ちのいいエクスタシーを主人公と共有する時に、小説読みのエクスタシーを同時に経験する。東京の人の地方都市オーラ発見という点も、ソール・ベロー的で人間、年いくとワカモンの時にはわからなかったことに気づけて幸せじゃなぁと思う。 これって企業小説だったの?
何が面白いのでしょう? 清清しい!!!
『沖で待つ』を読んで、作者糸山秋子さんて、すごく仕事に燃えてたんだなぁ〜と思った。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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