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RUN!RUN!RUN!

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RUN!RUN!RUN!の商品レビュー

2.0 表紙に…
この本は大学陸上が舞台の話。
走る事において負け無しの天才長距離ランナー優が主人公で、彼の中で箱根駅伝は通過点に過ぎず、あくまで目標はオリンピック金メダル。

個人的にどうしても好きになれない。スケールがでっかいんだかちっちゃいんだかよく分からない作品。主題はどうであれ陸上や部についてもう少し、箱根駅伝についてはもっと調べてから書いて欲しかった。表面にだまされた人も少なくないと思うから尚更そう思う。

それでも、キャラクターやクライマックスは魅力的な所があったのでギリギリ元が取れた感じ。
5.0 もう一つの箱根駅伝物語。
言われてみれば、箱根駅伝と遺伝子操作の取材は、甘かったかもしれない。けれども、ここでの主題は、人の心が変わっていく事ととやはり人間っていいな、仲間っていいな。仲間がいなければ、人生寂しいということではないでしょうか?だから、泣いちゃいました。そこまでして優秀な子供が欲しいとか、自分は思わないので、何のだろうな?それにそれを苦にし、死んでしまうお兄さんの存在も今一つかな?でも、かたくなな心が最後は、ヒューマンタッチで終わるので、読後はやはりいいよ、いいよ、この本!と思えました。
2.0 いまひとつ
 大学陸上部の練習で2000m8分で走って、他の選手を抜かせるわけないぢゃない・・とか、繰上げ寸前でタスキもらった選手が5k19分もかかって、タスキつなげるわけないぢゃないとか・・・。もっと駅伝勉強しろよ>作者。

 とはいえ、チョー生意気な主人公が、とてもいい味だしてるんです。(^^;;

 たとえば、「たすきなんて。興味ないから。自分の走行区間で、大会記録を狙うだけ。全体の順位はどうでもいいんだよね。みんなのタイムを見てると、優勝争える感じじゃないし。駅伝で思い出作りしたい人たちは参加だけで嬉しいのかな?でも僕にとって駅伝は通過点なんだよね。駅伝を最終目標にしてる選手と同じ取り組み方はしてないってこと」と、チームメイトに言い放ったり。(^^;;

 彼の言動にハラハラドキドキしながら、一気に読めちゃいました。(作者の手に乗っちゃった?)

 この作品のもう一つのキーは「遺伝子操作」。それらしい鑑定書が出てきたりするのだけれど、全然突込みが足りなくてリアリティがいまひとつ。

 話は面白いのだけれど(ホント)、取材の甘さが目に付きました
4.0 仲間の大切さ
 『県庁の星』の著者が描いた青春陸上小説。
 長距離を走ることに関してズバ抜けた才能を持つ岡崎優。陸上という個人競技とその才能ゆえにS大学でも一匹狼を貫き、仲間との会話を避け飲み会などにも参加しない。周りの風当りは次第に強くなる。だが、実力は折り紙付きで、大学生にして専属サポートチームの“チーム岡崎”が発足する。
 そんななか兄が電車にひかれ死ぬ。兄の死により精神的に不安定になった母の口から、兄弟ふたりの出生の秘密が語られる。自分の出生に疑問を持ちドーピング検査を恐れる優は、箱根駅伝“華の二区”の走者を辞退する。だが、“チーム岡崎”を存続させるなら補欠の岩本のサポート役をするよう監督から命令される。そして、自分が走れない状況で岩本のサポートを通して、次第に仲間に感化されていく。
 出生の秘密とは何なのか? それに対して優が出した結論とはいったい!?

 本文の中で、「勝ったときの感触は忘れられない。もう一度あの感触を味わいたいと、練習に打ち込む。負けたときの感触は、痛いし辛いはずなのに忘れてしまう。忘れてしまうから、次も負けてしまう。そして繰り返す。やがて麻痺し、勝利への執念がなくなる」というようなことが書かれていた。まさにその通りだと思った。
3.0 ねじれたシューズが内容を暗示している
 スポーツとドーピングの問題をテーマにした物語である。視点人物は、運動能力抜群で努力も怠らないが、他人を見下す嫌な奴。従来のスポ根ものなら、ライバル役を振られるべきキャラクターだ。第一部は、逆の視点から描かれた青春スポーツ物のごとき展開を見せる。
 ところが徐々に物語のテーマが、実はそんなところにないことがわかってくる。ドーピングの問題である。薬物を使うだけがドーピングではない。例えば血液ドーピングは×だが、同じ効果の高地トレーニングは○である。人種によるDNAの違いは公平といえるのか。
 また、現実に加熱しているエリート早期教育の是非を鋭く問う。ものごころつかないうちに才能を見いだされ、大成した例は多い。しかし、表で話題にならないだけで、才能を過剰に期待され、苦しんだだけで結果も出せなかった者達は膨大だろう。
 スポーツって、幸せになれるものじゃなかったのか?そうした素朴な問いに立ち返らされる。読後感はほろ苦い。

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