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天平冥所図会の商品レビュー スーパークリエイターの描いた天平時代
奈良の東大寺、正倉院御物の献物リストの最後に大納言藤原仲麻呂を始めとする5人の役人の署名が連なっている。その末尾に小さく控え目な署名を残している葛木連戸主が本書の主人公である。この主人公戸主(へぬし)が遭遇する事件は、東大寺大仏の建立に始まり、正倉院御物の奉納、藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱、宇佐八幡の御神託(道鏡の野心と和気清麻呂)と続く。女帝、孝謙天皇(後に重祚して称徳天皇)の御世である。そしてその女帝の揺らいでやまない女心も著者の凝視を逃れていない。 憂国の士を描いたユーモアファンタジー
本作品は『われはフランソワ』(新潮社)や『瑠璃の翼』(文藝春秋)などで 日本史に疎くても大丈夫
パッと見、タイトルから何やら生真面目で重い歴史小説のように思えてしまいましたが、どっこい。歴史的な事件を、どこかほのぼのとした冥界観と結びつけた、謳い文句通りの「爽快でポップなファンタジー」でした。普段ほとんど小説を読まない私ですが、一気に読み進めてしまいました。純粋にエンターテイメントとしておすすめです。日本史に造詣が深い方でしたらより一層面白く(よりはっきりしたイメージを持って?)読めるのかもしれません。 リアルなファンタジー
日本史に関しては、残念ながら忘却のかなた‥な部分が多く、わが知性のなさが悔やまれます。出てくる登場人物、確かに、日本史資料集の何ページかの左上に系図があったんだよなー、ええっと、仲麻呂は確か、乱を起こしてる。その後実権誰だっけ?道鏡と天皇のスキャンダルは有名だよなーとか、頭振り絞って読みました。後で必ず資料集チェックしよっと。 天平時代早分かりファンタジー
主人公をはじめとして実在の人物や事件を題材にしていますが、怨霊や神様もばんばん出てくるポップな「天平時代早分かりファンタジー」。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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